スポンサーリンク
その他

【駄作】ハドソン・ホークス_スベリ倒した映画(ネタバレあり・感想・解説)

(1991年 アメリカ)豪快にスベリ倒した映画で、見ていて辛くなるほどだった。これほどまでに意図したとおりの笑いをとれず、おしゃれなつもりが裏目に出てダサくなっている映画も珍しいのではなかろうか。清々しいほどの駄作ぶりである。 作品解説 ブ...
クリーチャー・メカ

【良作】第9地区_反撃のカタルシス(ネタバレあり・感想・解説)

(2009年 アメリカ・南アフリカ・ニュージーランド)人種差別をテーマにしたヘビーなメッセージ性と、燃える戦争アクションを組み合わせた充実のSFアクション。監督のリミックスセンスが冴えわたっており、最初から最後まで面白い。設定の穴は少なから...
SF・ファンタジー

【駄作】ゴールデン・チャイルド_短いのにつまらない(ネタバレあり・感想・解説)

(1986年 アメリカ)昔見てつまらなかったのだが、今見てもつまらなかった。ハードな探偵もののあらすじにコメディを付け加えた作風がどっちつかずになっており、スリリングでもなければ笑えもしないという、何とも無残な出来栄えとなっている。 作品解...
SF・ファンタジー

【凡作】フィフス・エレメント_恋するブルースがしんどい(ネタバレあり・感想・解説)

(1997年 フランス・アメリカ)フレンチカラーの濃い唯一無二のSF大作であり、ビジュアルは非常に魅力的。ただし物語は良くも悪くもマンガなのでアクション映画として盛り上がらないし、ブルース・ウィリスが少年のような役を演じているのもしんどかっ...
SF・ファンタジー

【良作】イベント・ホライゾン_宇宙の果てには地獄があった(ネタバレあり・感想・解説)

(1997年 アメリカ)クールなメカデザイン、ハードな雰囲気、意表を突くショックシーンなどが揃っていて、演出にもキレがある。SF映画としての充実ぶりに加えて、王道の脱出劇としてもよく出来ており、ダメな方のポール・アンダーソンらしからぬ良作だ...
その他

【良作】栄光の彼方に_病んだアメリカの青春(ネタバレあり・感想・解説)

(1983年 アメリカ)若き日のトム・クルーズの主演作だが、本作のトムは本当に綺麗な顔をしている。妙に鬱屈とした映画の内容も80年代の病んだアメリカ(©水野晴朗)らしいし、あの時代の青春映画としてなかなかの仕上がりとなっている、 感想 病ん...
サスペンス・ホラー

【凡作】ディアボロス/悪魔の扉_法曹界は魑魅魍魎の住処(ネタバレあり・感想・解説)

(1997年 アメリカ)依頼人のためならどんな屁理屈でもこねて無罪に持ち込む悪徳弁護士事務所の話かと思いきや、テーマは人間の欲望全般にまで発展するので、全体的なまとまりは悪い。基本的に面白くないのだが、アル・パチーノ扮するミルトンだけは筋の...
サスペンス・ホラー

【良作】ヒッチャー(1986年)_ジョン・ライダーは何者なのか(ネタバレあり・感想・解説)

(1986年 アメリカ)表面上はサイコスリラーで、その筋で見ても十分に怖いのだが、演じるルトガー・ハウアーの怪演もあってジョン・ライダーはサイコキラーを越えた存在となっており、人間ではない何かと見ることもできる。その哲学的な奥行きが本作の魅...
サスペンス・ホラー

【良作】ザ・ブルード/怒りのメタファー_変態ですな(ネタバレあり・感想・解説)

(1979年 カナダ)Amazonプライムにあがっていたのを初鑑賞したが、クローネンバーグらしいグログロ作品で怖かった。相変わらず物語はしっかりと作りこまれているし、比喩なども込められていて、そんじょそこらのホラー映画とは違うインテリな空気...
軍隊・エージェント

【凡作】ジェイソン・ボーン_よせばいいのに(ネタバレあり・感想・解説)

(2016年 アメリカ)アクションもドラマも後退した二番煎じ。話のスケールは大きいのにドラマはこじんまりとしているし、アクションが大掛かりになったことでむしろスリルは減退している。オリジナルメンバーが揃ってこれでは、ジェイソン・ボーンシリー...
軍隊・エージェント

【凡作】ボーン・レガシー_シリーズで一番つまらない(ネタバレあり・感想・解説)

(2012年 アメリカ)新主人公アーロン・クロスはポンコツという新機軸は興味深かったのだが、この設定をドラマや見せ場に繋げることには失敗している。CIAを上回る悪の組織を生かせなかったこともあって、いろいろと企画倒れ。シリーズ最低作だと思う...
軍隊・エージェント

【良作】ボーン・アルティメイタム_ビターなのに爽やか(ネタバレあり・感想・解説)

(2007年 アメリカ)ボーンの達人技は冴えわたり、敵も強力に。3部作で最大ボリュームの作品であり、激しいアクションの数々におなか一杯になった。ドラマのオチの付け方も絶妙であり、よくぞここまでやり切ったと感動した。 作品解説 脚本を書きなが...
軍隊・エージェント

【良作】ボーン・スプレマシー_ハードな弔い合戦(ネタバレあり・感想・解説)

(2004年 アメリカ)恋人を殺されたボーンが弔い合戦を開始するという、シリーズ随一のハードボイルド編。かつての諜報スキルを行使するボーンの圧倒的手際と、それを追うCIAパメラ・ランディの攻防戦が激熱だし、物語の着地点も良かった。個人的には...
軍隊・エージェント

【良作】ボーン・アイデンティティ_本物らしさの追求(ネタバレあり・感想・解説)

(2002年 アメリカ)地味な作風で裏稼業に生きる者のプロっぽさを演出するといういぶし銀のような作品だが、そこにマット・デイモンという若い俳優を起用したことで、化学反応が起こっている。見せ場とドラマの両輪が実によく機能しており、よく出来たア...
サスペンス・ホラー

【傑作】ジェイコブス・ラダー(1990年)_恐ろしくも美しく感動的(ネタバレあり・感想・解説)

(1990年 アメリカ)中学時代に見て衝撃を受けた作品だが、何度見ても凄い。鮮烈なビジュアルイメージの応酬と、ジャンルの垣根を平然と飛び越えるダイナミックな物語。しかし最後に明らかになるのは実にパーソナルなドラマであり、ホラーなのに感動的な...
その他

【良作】ヤングガン2_ダークな滅びの物語(ネタバレあり・感想・解説)

(1990年 アメリカ)快活な前作からは一転して、ダークな滅びの物語となったが、これはこれで面白かった。組織の実力や目標をはき違えたリーダーがどんどんおかしくなっていく物語でもあり、前作に引き続いて、リーダーシップ論としての見応えもある。 ...
その他

【良作】ヤングガン_リーダーはアブないやつ(ネタバレあり・感想・解説)

(1988年 アメリカ)男臭い西部にアイドル俳優を大量投下した異色作だが、最後まで安定して面白い。伝統と革新のバランスの取り方が絶妙だったし、リーダーの資質のようなものも描き込まれており、組織論としての切り口も鋭い。ポップに見えて、実はよく...
雑談

【4Kプロジェクター】BenQ HT2550を買ってみた【別格の鮮やかさ】

これまで使ってきたJVC製のプロジェクターを壊してしまい、急遽、新しいプロジェクターを買った。台湾メーカーBenQの4Kプロジェクター HT2550であるが、その設置や性能について、備忘的にまとめてみた。 先代プロジェクターを壊してしまう ...
クライムアクション

【良作】アンビュランス_ストーリーなんて飾りです(ネタバレあり・感想・解説)

(2022年 アメリカ)派手!かっこいい!クドイ!マイケル・ベイが得意のカーアクションで136分を埋め尽くしたという、アクション映画ファンにとってはご褒美のような作品だった。ストーリーやキャラ描写なんてものは要らない、車が派手に爆破していれ...
その他

【良作】ラスト・アウトロー_ワイルドバンチ×ヒッチャー(ネタバレあり・感想・解説)

(1993年 アメリカ)西部劇とスリラーを組み合わせた脚本家エリック・レッドの発想力と構成力、ヒール役のミッキー・ロークの怪演等、短い上映時間ながら見るべき点の多い作品として仕上がっている。一般的な知名度は低いが、なかなかの良作だと思う。 ...
軍隊・エージェント

【良作】エクスペンダブルズ3_メルギブが最強すぎる(ネタバレあり・感想・解説)

(2014年 アメリカ)待望のウェズ、まさかのハリソン&メルギブと、シリーズ最高のメンツの揃った第3弾で、あまりの豪華さに畏敬の念すら抱いた。よく知らない若手のリクルートなど、不要としか思えないパートもあるにはあるが、このメンツのお祭り騒ぎ...
軍隊・エージェント

【傑作】エクスペンダブルズ2_夢実現!ありがとうスタローン(ネタバレあり・感想・解説)

(2012年 アメリカ)往年のアクションスターが一堂に会した、夢のような大作だった。「こんなに凄いものを見せてくれてありがとう」と、鑑賞中に何度もスタローンに心の中でお礼をした。それほど素敵で、ファンの感性に寄り添った最高のアクション映画だ...
軍隊・エージェント

【良作】エクスペンダブルズ_タフガイのギャップ萌え(ネタバレあり・感想・解説)

(2010年 アメリカ)80年代アクションのダイナミックさやおおらかさを再現した作風には、当時のことをよく知る観客にとっては実家のような居心地の良さがある。映画としては完ぺきではないし、話におかしな部分もあるが、そこにツッコむのは野暮という...
雑談

【自宅で簡単】ビデオテープのカビ取り方法

ご家庭に眠っているビデオテープは20年物、30年物であるが、テープにカビが生えていてどうにもならないという悩みも多いのではなかろうか。実はこのカビ取り、大したスキルや道具がなくてもできるものなので、その方法を説明したい。 注意!カビたビデオ...
クライムアクション

【凡作】バニシング・レッド_逃げるラングレン(ネタバレあり・感想・解説)

(1993年 アメリカ)逃亡犯ドルフ・ラングレンがフェラーリで荒野を疾走するという異色アクション。見せ場は頑張っていてなかなか見応えがある一方、劇中のドラマが不完全燃焼を起こしているので、映画としての完成度は低め。 ※時間がなかったので、い...
SF・ファンタジー

【良作】モータルコンバット(2021年)_容赦のないアクションと変な話(ネタバレあり・感想・解説)

(2021年 アメリカ)格闘ゲーム「モータルコンバット」の再映画化で、動ける俳優たちによる華麗なアクションや、容赦のない残酷描写など、見せ場には気合入りまくりで見ごたえがあった。一方、話は滅茶苦茶で、あまりに滅茶苦茶すぎて逆に楽しめるという...
クライムアクション

【凡作】サンダーボルト_キャノン砲はチョイ役(ネタバレあり・感想・解説)

(1974年 アメリカ)イーストウッドがキャノン砲をぶっ放す映画かと思いきや、全然そんなことはありませんでした。内容は軽めの犯罪コメディなのですが、各構成要素が弛めに接続されているだけなので、これと言った見せ場がないのが辛いところ。オスカー...
クライムアクション

【良作】コップランド_事なかれ主義のスタローン(ネタバレあり・感想・解説)

(1996年 アメリカ)スタローンが周囲から舐められまくりの冴えない保安官役で新境地を切り開いた作品であり、演技派達からいたぶられた末に正義の鉄槌を下すという、なかなか熱い映画でした。ディスクを買うほどではないが、午後ローでやっていると「見...
クリーチャー・メカ

【良作】ザ・グリード_面白いしよく出来ている(ネタバレなし・感想・解説)

(1998年 アメリカ)密輸業者+美人泥棒+ハイテクで武装した傭兵 VS 謎の人食い怪獣というキワモノ映画なのですが、これが高い構成力で破綻なくまとめられており、驚くほど良くできています。巨大怪獣のインパクトと意外性は最後まで維持されている...
サスペンス・ホラー

【良作】エンゼル・ハート_ミッキー・ロークがかっこいい(ネタバレあり・感想・解説)

(1987年 アメリカ)40年代ノワール風の作風にオカルトを組み合わせた珍しい作品なのですが、全編がクールなタッチでまとめられており、驚くほどよく出来ています。主演のミッキー・ロークもなかなかハードボイルドで、その良質な雰囲気も見どころとな...
スポンサーリンク