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クリーチャー・メカ

【良作】ザ・グリード_面白いしよく出来ている(ネタバレなし・感想・解説)

(1998年 アメリカ)密輸業者+美人泥棒+ハイテクで武装した傭兵 VS 謎の人食い怪獣というキワモノ映画なのですが、これが高い構成力で破綻なくまとめられており、驚くほど良くできています。巨大怪獣のインパクトと意外性は最後まで維持されている...
サスペンス・ホラー

【良作】エンゼル・ハート_ミッキー・ロークがかっこいい(ネタバレあり・感想・解説)

(1987年 アメリカ)40年代ノワール風の作風にオカルトを組み合わせた珍しい作品なのですが、全編がクールなタッチでまとめられており、驚くほどよく出来ています。主演のミッキー・ロークもなかなかハードボイルドで、その良質な雰囲気も見どころとな...
雑談

【平成レトロ】VHSビデオデッキはどこで買う?いくらする?

平成レトロという言葉が聞かれるようになりましたが、そんな流れの中で完全に過去の遺物となっていたVHSが一部で注目されているようです。SHIBUYA TSUTAYAはVHSのレンタルを開始。またNetflixではビデオテープをフィーチャーした...
クリーチャー・メカ

【凡作】ヴァイラス(1999年)_サザーランドロボに注目(ネタバレあり・感想・解説)

(1999年 アメリカ)優秀な特殊効果技師が何人も集まって作った映画だけに、VFXは素晴らしい出来で楽しめます。ただし演出が平板で盛り上がりに欠けるために、映画としては良い出来ではありませんでした。 作品解説 特殊効果技師ジョン・ブルーノ唯...
クライムアクション

【凡作】沈黙の聖戦_娘のピンチに女を作るセガール(ネタバレあり・感想・解説)

(2003年 アメリカ)今回のセガールは誘拐された娘の救出のため単身タイに乗り込むのですが、娘の救出とは無縁のトラブルが多すぎて緊張感など皆無だし、ボディダブルを隠す気もないアクションが斬新過ぎたりと、Vシネ相応の仕上がりでした。 感想 セ...
クライムアクション

【良作】ラストマン・スタンディング_ブルースのユンファ化(ネタバレあり・感想・解説)

(1996年 アメリカ)世界的不人気作のようですが、私は好きなんですよね。40年代フィルムノワールをカラッとした砂漠で蘇らせた新しさや、ハードボイルドなブルース・ウィリス、そして二丁拳銃のガンファイトと、見所の多い作品となっています。 作品...
サスペンス・ホラー

【凡作】ドラキュラ(1992年)_怖くも悲しくも面白くもない(ネタバレなし・感想・解説)

(1992年 アメリカ)ホラー映画なのに怖くないし、悲恋モノなのに心に迫ってくるものはないし、あまり面白くありませんでした。ただしオスカー受賞の美術デザインのみ見応えがあり、娯楽を楽しむのではなく美術館に行くような気持ちで見るべき映画なのか...
サスペンス・ホラー

【凡作】ザ・ファーム/法律事務所_後半分かりづらい(ネタバレあり・感想・解説)

(1993年 アメリカ)全盛期のトム・クルーズが眩しくて仕方ないサスペンスだが、主人公の取る作戦がとにかく分かりづらく、大逆転の興奮などは味わえなかった。原作はもっとシンプルだったのに、どうしてここまで複雑怪奇にしてしまったのか。 感想 良...
サスペンス・ホラー

【良作】インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア_腐女子向けホラー(ネタバレあり・感想・解説)

(1994年 アメリカ)トム・クルーズとブラッド・ピットのBLが描かれた超貴重作。出演者は美しいし、時代を再現した衣装やセットは素晴らしいし、愛憎入り混じるお話は興味深いし、総じて見応えのある作品でした。ホラー映画なのに怖くないことは欠点で...
クライムアクション

【駄作】ファイナル・プラン_リーアム兄さんもお年ですな(ネタバレなし・感想・解説)

(2020年 アメリカ)正義の心を持つ犯罪者と、犯罪者の金をくすねようとするFBI捜査官の泥試合。犯罪者側の動機も、FBI側の隠ぺい工作も筋が通っておらず、アクションの質も高いものではなく、総じて見どころに欠ける作品でした。 感想 主人公の...
災害・パニック

【駄作】沈黙の陰謀_セガールが世界的免疫学者って…(ネタバレあり・感想・解説)

(1998年 アメリカ)今回のセガールは免疫学者なのだが、行動はいつも通りの武道家という理解に苦しむキャラクター像に、ウィルス感染して弱りきったテロ組織が相手というおかしな設定が組み合わされた、90年代セガールの最低作品でした。 作品解説 ...
軍隊・エージェント

【良作】トリプルX:再起動_アクションの達人大集合(ネタバレあり・感想・解説)

(2017年 アメリカ)アラフィフのヴィン・ディーゼルが依然として気のいいあんちゃんノリだったのは見ていて辛かったのですが、ドニー・イェンやトニー・ジャーといった達人を動員したことでアクションには見ごたえがあるし、弾薬や火薬を惜しまない後半...
軍隊・エージェント

【良作】トリプルX ネクスト・レベル_低偏差値アクションの極み(ネタバレあり・感想・解説)

(2005年 アメリカ)前作以上に低偏差値アクションを極めていて、私の大好物でした。主演が完全悪人面のアイス・キューブに交代したことで、前作では損なわれていた毒を以て毒を制すというコンセプトも復活しており、とても楽しめるアクション映画でした...
軍隊・エージェント

【凡作】トリプルX_気の良い悪党では盛り上がらない(ネタバレあり・感想・解説)

(2002年 アメリカ)ヴィン・ディーゼルの気の良い悪党役には食傷気味だし、敵の目的はさっぱりわからないし、せっかくのスタントをCGで台無しにするという愚行を犯しているし、失敗した要素の多すぎるアクション映画でした。見せ場の連続で飽きること...
SF・ファンタジー

【良作】マトリックス レザレクションズ_上出来なセルフパロディ(ネタバレあり・感想・解説)

(2021年 アメリカ)メタ的要素をぶち込んだ実験的な作風であり、かなり冒険しているのに、それでもちゃんとマトリックスになっているというバランス感覚はお見事でした。また3部作の後日譚としても筋の通った世界観を構築できており、概ね満足できまし...
SF・ファンタジー

【凡作】地球が静止する日_観客が静止した(ネタバレあり・感想・解説)

(2008年 アメリカ)阿呆な人物が阿呆なことをしでかす映画が苦手なのですが、本作はまさにそのパターンでした。軍人も政治家も阿呆揃い。そして子供が輪をかけて阿呆なので、鑑賞中のストレスが凄かったです。救いはスペクタクルが素晴らしかったことで...
SF・ファンタジー

【凡作】地球の静止する日_武闘派エイリアンの警告(ネタバレあり・感想・解説)

(1951年 アメリカ)一部を除いて面白くなかったです。昭和26年の映画なのでいろいろと目をつむるのが作法かもしれませんが、私は躊躇せず現在の視点で指摘しますので、ファンの方は以降のレビューを読まれない方がいいと思います。 感想 古典映画な...
SF・ファンタジー

【良作】ゼイリブ_真実を知るのはプロレスより辛い(ネタバレあり・感想・解説)

(1988年 アメリカ)ジョン・カーペンター監督による風刺アクションで、隠された真実に鈍感な大衆という、いつの時代にも当てはまる図式を娯楽に落とし込んだ構成力が光っています。街角プロレスという変な見せ場もありますが、それも含めてカーペンター...
サスペンス・ホラー

【良作】パラダイム_心に残るドス黒さ(ネタバレなし・感想・解説)

(1987年 アメリカ)意表を突く設定が連続するホラー。カーペンターお得意の黙示録的世界観に、これまたお得意の籠城戦を組み合わせており、斬新な設定とは裏腹に本編は実に安定していて、ずっと怖いです。着想・構成・演出のすべてがうまくいった良作だ...
その他

【駄作】ザ・スタンド_マクティアナン不調の原点(ネタバレなし・感想・解説)

(1992年 アメリカ)見せ場らしい見せ場はないし、ドラマは陳腐だし、メッセージ性の高い作品である割にはテーマを煮詰め切れていないし、残念なことしかない映画でした。80年代末に隆盛を極めたマクティアナンが90年代以降には一気にダメになりまし...
災害・パニック

【凡作】ノウイング_見せ場少なすぎ(ネタバレあり・感想・解説)

(2009年 アメリカ)郊外の小学校から始まって地球規模の災害に繋がっていくという着想こそよく出来ていたものの、地球滅亡という分かり切った答えに向かってニコラス・ケイジがあーだもないこーでもないと悩み続けるだけのドラマには大して面白みがなく...
雑談

【まとめ】映画はアレだが音楽はかっこいい作品

音楽は映画の重要な構成要素であり、多くの名作は名曲と共に記憶されていますが、時に映画の内容は伴わないが、音楽だけがよく出来た作品というものも存在します。そんな、「映画の内容さえ良ければ名曲扱いだったかも…」という作品を紹介いたします。 ウォ...
クライムアクション

【良作】野獣教師_必修科目はベトナム戦争(ネタバレあり・感想・解説)

(1996年 アメリカ)『プラトーン』のトム・ベレンジャーが圧倒的戦闘スキルを持つフロリダの坂本金八に扮する闇鍋アクション。舞台となる学校の常軌を逸した荒れ具合や、それに対抗する野獣教師の躊躇のない暴力、そして学校を舞台にしたドンパチなど、...
クライムアクション

【凡作】スペシャリスト_爆破と裸は映画の華(ネタバレなし・感想・解説)

(1994年 アメリカ)美女の魅力に負けて危険に手を出してしまうスペシャリスト。この筋書きを見る限りはノワールでありファムファタールものなのですが、演技力や演出力がその内容に追いついていませんでした。とはいえ爆破と裸さえあれば2時間弱は持ち...
サスペンス・ホラー

【凡作】薔薇の素顔_ジェーン・マーチだけが良すぎる(ネタバレあり・感想・解説)

(1994年 アメリカ)犯人探しのミステリーも危険の連続の展開も盛り上がらないダメサスペンスではあるのですが、主演のジェーン・マーチの魅力で何とか持ち堪えているので、まったく見られない駄作でもありません。 作品解説 ゴールデンラズベリー最低...
雑談

【文句多め】ポップインアラジンと設置型プロジェクターのどちらを選ぶべきか

世界初の「照明一体型・3in1プロジェクター」として2018年に発売され、そのユニークな製品コンセプトでホームシアターの新たな選択肢となりつつあるのがポップインアラジン(popIn Aladdin)ですが、その一般的な知名度とは裏腹に、従来...
その他

【駄作】ベスト・キッド3/最後の挑戦_ダニエルが阿呆すぎて心配(ネタバレあり・感想・解説)

(1989年 アメリカ)今回、ダニエルさんはコブラ会からの復讐を受けるのですが、コブラ会が狡猾かつ強力というよりも、ちんけな罠にまんまと引っ掛かっていくダニエルさんが阿呆すぎるという状況なので、まったくもってハラハラさせられませんでした。試...
サスペンス・ホラー

【良作】エクソシスト_進路選択に悩んだ時に見る映画(ネタバレあり・感想・解説)

(1973年 アメリカ)悪魔がらみの描写はアッサリでホラー映画の割に怖くなかったのですが、信仰心を失いかけ、自分の人生は何もかもが間違っていたのではないかと思っていたカラス神父が、悪魔の存在を目撃したことで闘志と自信を取り戻すドラマとしては...
SF・ファンタジー

【良作】DUNE/デューン 砂の惑星_素晴らしい映像美だが後半ダレる(ネタバレあり・感想・解説)

(2021年 アメリカ)圧巻の映像美に魅せられる作品で、開始1時間くらいはうっとりとした目で見たほどでした。主人公の視点に絞るという脚色の工夫により、リンチ版最大の欠点だった尺詰め込みすぎ問題も改善されたのですが、改善しすぎて後半が間延びし...
SF・ファンタジー

DUNE/デューン 砂の惑星 キャラ紹介と新旧キャスト比較

『DUNE/デューン 砂の惑星』は登場人物が多く、かつ、呼び名も独特で覚えづらいものが多いことから、その整理をしてみました。また1984年版と2021年版のキャストの比較もしたので、特に1984年版に馴染みのある方は2021年版を理解しやす...
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