スポンサーリンク
クリーチャー・メカ

【良作】ゴジラvsコング_正しい怪獣プロレス(ネタバレあり・感想・解説)

(2020年 アメリカ)人間ドラマは不要と言わんばかりに怪獣のみにフィーチャーした潔い作風、大迫力の怪獣バトル、ちゃんと決着をつけるという姿勢と、いろいろと正しい怪獣映画でした。第一作のリアル路線も良いのですが、ここまで振り切るのもありです...
クリーチャー・メカ

【良作】トゥモロー・ウォー_前半最高、後半グダグダ(ネタバレあり・感想・解説)

(2021年 アメリカ)前半部分は「『スターシップ・トゥルーパーズ』以来の傑作誕生!」とかなり興奮したのですが、後半に入るとこじんまりとし始める&話のアラも目立ってくるで、全体的には標準レベルの良作というところでした。前半の勢いで突っ走って...
サスペンス・ホラー

【良作】ミッドナイト・クロス_壮絶な後味の悪さ(ネタバレあり・感想・解説)

(1981年 アメリカ)ギミックとストーリーが見事に融合したデ・パルマの代表作のひとつ。中学時代に日曜洋画劇場で見てその面白さにぶったまげましたが、今見ても面白いです。 作品解説 監督・脚本はブライアン・デ・パルマ 本作の監督・脚本はサスペ...
軍隊・エージェント

【良作】ウィズアウト・リモース_本当に容赦がない(ネタバレあり・感想・解説)

(2021年 アメリカ)見せ場の質もキャラクター造形も良く、トム・クランシー原作映画の中では上位の作品だと思います。ただしポリティカルスリラーを標榜する割にはやたらいい加減なところがあったり、過去作品との連携で不明な部分があったりするので、...
軍隊・エージェント

【凡作】エージェント:ライアン_役者は良いが話が面白くない(ネタバレあり・感想・解説)

(2014年 アメリカ)ジャック・ライアンシリーズのリブート。若返りを果たしたキャストや、上司役のケヴィン・コスナーなどは実に良いのですが、ジャックは基本的に体力と勘を頼りに動いており、頭良さそうに見えなかったことが残念でした。敵は輪をかけ...
軍隊・エージェント

【凡作】トータル・フィアーズ_全然恐怖を感じない(ネタバレあり・感想・解説)

(2002年 アメリカ)若返ったジャック・ライアンの成長譚としてはなかなか面白かったのですが、米ロ全面戦争が迫るという巨大な物語である割にはスケール感も緊張感もなく、ポリティカルスリラーとしては失敗していました。 あらすじ 健康問題を抱えて...
軍隊・エージェント

【駄作】今そこにある危機_長いだけで面白くない(ネタバレあり・感想・解説)

(1994年 アメリカ)長大で複雑な原作小説の要約に失敗した作品。話を追いかけることにいっぱいいっぱいで面白くするという肝心なことが放棄されており、大作であるにも関わらず目を見張るような見せ場も少なく、特に見るべき所のない映画でした。 あら...
軍隊・エージェント

【凡作】パトリオット・ゲーム_後半に向けてつまらなくなっていく(ネタバレあり・感想・解説)

(1992年 アメリカ)ハリソンが演じるジャック・ライアンは良かったのですが、新監督フィリップ・ノイスがハイテク描写を不得意としていたことから、インテリジェントゲームが描かれる後半になるにつれて映画は面白くなくなっていきます。ラストバトルの...
軍隊・エージェント

【良作】レッド・オクトーバーを追え!_シリーズで一番面白い(ネタバレなし・感想・解説)

(1990年 アメリカ)軍事サスペンスとしてのレベルは高く、ジャック・ライアンのキャラ構築にも成功していて、シリーズでは最高の出来だと思います。ラミウス側の整理がうまくつけられていない点のみ残念であり、ここをうまくやっつけられていれば傑作の...
クリーチャー・メカ

【凡作】スピーシーズ 種の起源_追跡隊が役立たず(ネタバレあり・感想・解説)

(1995年 アメリカ)異星人との接触は遭遇ではなく情報ではないかという着想は素晴らしく、実はなかなかSFしてる映画なのですが、その対策に当たる追跡隊に緊張感がないうえにロクな見せ場もないので、印象に残るのはナターシャ・ヘンストリッジの裸だ...
クリーチャー・メカ

【凡作】スターシップ・トゥルーパーズ3_今日は死に日和(ネタバレあり・感想・解説)

(2008年 アメリカ)毒気は残しつつもバーホーベンのような辛辣さは薄れており、むしろ笑いの要素が強くなっています。見せ場においては目玉であるパワードスーツに製作リソースを全投入しているので、それ以外の部分はかなりパワーダウン。『1』が好き...
クリーチャー・メカ

【凡作】インベージョン_理想郷か現状維持か(ネタバレあり・感想・解説)

(2007年 アメリカ)『盗まれた街』の4度の映画化の中で最大規模の大作。製作はジョエル・シルバーで、ニコール・キッドマンとダニエル・クレイグの二枚看板ですからね。ただし見せ場は単調で飽きてくるし、哲学的な問いかけは中途半端な形で切り上げら...
クリーチャー・メカ

【良作】ボディ・スナッチャーズ_美少女地獄編は緊張感MAX(ネタバレあり・感想・解説)

(1993年 アメリカ)『盗まれた街』の4度の映画化の中で、個人的にはベストだと思っている作品。陸軍基地という舞台設定の秀逸さや、ティーン少女を主人公に据えたことでの逼迫感の強化など、多くの試みが吉と出ています。加えてアベル・フェラーラの鬼...
クリーチャー・メカ

【凡作】SF/ボディスナッチャー_意外と逃げようがある(ネタバレあり・感想・解説)

(1978年 アメリカ)不穏な空気が全体を包む前半部分は面白かったのですが、ボディスナッチの仕組みが明らかにされると、それが意外とユルユルで短期的には回避可能と思われる仕組みだったので、緊張感は減衰しました。もっと逃げ場のない設定にしてくれ...
クライムアクション

【凡作】パッセンジャー57_強いうえにモテモテのウェズ(ネタバレなし・感想・解説)

(1992年 アメリカ)僕らのウェズがハイジャック犯を倒すという、本当にそれだけの内容の映画。主人公の設定にはやたらいろんな要素がくっつけられているのですが、それらがほとんど機能しておらず、潔いまでのB級アクションとなっています。 作品解説...
軍隊・エージェント

【凡作】G.I.ジョー バック2リベンジ_伝説の司令官がゾフィー並の役立たず(ネタバレあり・感想・解説)

(2013年 アメリカ)評判の悪かった前作からキャストも設定も一新した続編にして半リブートなのですが、見違えて良くなった部分は見当たらず、出来は前作とどっこいレベルです。最大のテコ入れだったブルース・ウィリスは不発だったし。そんな中で良かっ...
軍隊・エージェント

【凡作】G.I.ジョー_緩急のない見せ場の連続(ネタバレあり・感想・解説)

(2009年 アメリカ)秘密兵器に秘密基地と男子の大好物がこれでもかと詰め込まれたサービス精神満点の映画なのですが、演出に緩急がなく緊張感のない見せ場がいつ終わるともなく続いているような状態なので、面白くはありませんでした。面白くないという...
軍隊・エージェント

【良作】ホワイトハウス・ダウン_とても楽しいアクション映画(ネタバレあり・感想・解説)

(2014年 アメリカ)笑いとスリルと男らしさのバランスが絶妙であり、娯楽アクションとしては実に良い仕上がりとなっています。1億5千万ドルという豪勢な製作費もきちんと画面に反映されており、作り込まれたホワイトハウスのセットなども見ていて楽し...
軍隊・エージェント

【凡作】デルタフォース2_法を守るチャック・ノリス(ネタバレあり・感想・解説)

(1990年 アメリカ)前作での暴れ過ぎを反省したのか、今回のチャック・ノリスは「敵を生け捕りにして法廷に突き出す」ということを徹底しており、その結果、B級アクションに必要な勢いがありませんでした。チャック・ノリスは人を殺してナンボなのです...
軍隊・エージェント

【凡作】デルタ・フォース_B級街道まっしぐら(ネタバレあり・感想・解説)

(1986年 アメリカ・イスラエル)80年代の能天気なアクション大作。ツッコもうと思えば無限にツッコめるのですが、チャック・ノリスが大暴れする様には道理を超越した楽しさがあって、そういうものだと思って見ればそれなりに満足できます。 スタッフ...
災害・パニック

【良作】グリーンランド -地球最後の2日間-_えげつない緊張感(ネタバレなし・感想・解説)

(2020年 アメリカ)世界の破滅を描いたディザスター映画なのですが、派手な破壊よりも人間ドラマを重視し、また市井の人々の視点で描いていることから、従前作品とは一味も二味も違う仕上がりとなっています。主人公に万能性がない分、緊張感があり、最...
軍隊・エージェント

【凡作】エンド・オブ・ステイツ_話はボロボロ(ネタバレあり・感想・解説)

(2019年 アメリカ)米大統領暗殺という大それたことが恐ろしく低レベルで行われるので、話はボロボロです。主人公以外の人間はほぼ例外なく阿呆という。ただし見せ場の出来は良いので、アクション映画としての機能は果たしています。 作品解説 マイク...
軍隊・エージェント

【良作】エンド・オブ・キングダム_一周回って反米映画になっている(ネタバレあり・感想・解説)

(2016年 アメリカ)不埒なテロリスト相手に無双するマイク・バニングの強さは前作を越えており、アクション映画として非常に充実していました。また愛国ヒーローを描くことでかえって反米的な内容にするという高度な内容にもなっており、B級ながらなか...
軍隊・エージェント

【良作】エンド・オブ・ホワイトハウス_ほぼ沈黙の戦艦(ネタバレあり・感想・解説)

(2013年 アメリカ)冒頭のホワイトハウス陥落場面が圧巻の出来で、それを見るだけでも十分に価値のある作品です。『ダイ・ハード』(1988年)との類似性が指摘されていますが、私は『沈黙の戦艦』(1992年)に近いかなと思います。『沈黙~』の...
クライムアクション

【良作】アクション・ジャクソン/大都会最前線_バカって最高!(ネタバレなし・感想・解説)

(1988年 アメリカ)映画としての完成度は地の底を這うくらいのレベルなのですが、何も考えずにノリと勢いだけで見るべきアクション映画として考えると、顔面力の強い出演者達、景気よくあがる火柱、道理を無視して突っ走る暴力と、楽しくなる要素が実に...
クリーチャー・メカ

【凡作】ゴースト・オブ・マーズ_題材の割に弾けきらない(ネタバレあり・感想・解説)

(2001年 アメリカ)あらすじやキャストを見る限りはB級アクションの最高峰になるのではという期待もあったのですが、本編には見せ場もゴア描写も不足している上に、ゴースト達も大して強くはなく、バカ映画のはずなのにまったく弾けきらない点が残念で...
クリーチャー・メカ

【良作】スターシップ・トゥルーパーズ_戦争とアメリカを嘲笑した問題作(ネタバレあり・感想・解説)

(1997年 アメリカ)人類とエイリアンの戦争を壮大なスケールで描いた面白いSFアクションなのですが、それだけにとどまらず国家がいかにして愛国心を育み、世論を戦争肯定へと導き、若者達を戦士に変えていくのかを描いた、社会派な側面もあります。見...
軍隊・エージェント

【良作】ローリング・サンダー_死に場所を求める帰還兵(ネタバレあり・感想・解説)

(1977年 アメリカ)ご存知バイオレンスの名作。全体に漂うざらついた雰囲気、内面の空虚さを表現した素晴らしい演技、レーティング無視の激しいバイオレンスと、全編に渡って"良いもの"で溢れています。 作品解説 『タクシードライバー』のポール・...
雑談

【落札額1万5千円】レーザーディスクプレーヤーを買ってみた【CLD-07G】

LDプレーヤーが欲しい! 前回、手持ちのBOSEスピーカーがアナログ音源との相性が良いとの記事を書き、そこから私の中でアナログ熱が燃え上がったのですが、そうなってくると当然辿り着くのがレーザーディスクという存在です。 レーザーディスク(以下...
クリーチャー・メカ

【傑作】宇宙戦争(2005年)_SF地獄絵図(ネタバレあり・感想・解説)

(2005年 アメリカ)個人的に一番好きなスピルバーグ作品。ダメ親父トム・クルーズと、まったく言うことを聞かない生意気な子供たちの一風変わった珍道中は面白いし、戦争映画で培った手法をSFに持ち込んだスピルバーグの鬼畜演出も光っています。 作...
スポンサーリンク