遊星からの物体X【良作】素晴らしい設定・特殊効果・演出(ネタバレあり・感想・解説)

(1982年 アメリカ)
南極大陸のアメリカ観測隊基地に、一匹の犬と、その犬を追いかけるノルウェー観測隊のヘリが現れる。ノルウェー隊員は犬を殺そうとしているが、手違いでヘリを爆破してしまう。それでも諦めずに犬への銃撃を続けるノルウェー隊員を、アメリカ隊の隊長ギャリーは射殺する。ノルウェー隊に一体何が起こったのか。ノルウェー基地へと向かうと、そこには地球の生物とは思えないほど変形した生物の焼死体があった。

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©Universal Studios

スタッフ・キャスト

監督はジョン・カーペンター

1948年ニューヨーク出身。幼い頃に見た『遊星よりの物体X』(1951年)がきっかけで映画製作を志ざし、名門南カリフォルニア大学映画学科で学びました。在学中に製作した『ブロンコ・ビリーの復活』(1970年)でアカデミー短編実写映画賞を受賞し、『ダークスター』(1974年)、『要塞警察』(1976年)を低予算ながら高品質に仕上げ、同じく低予算で製作した『ハロウィン』(1978年)が大ヒットしました。本作は、インディーズ映画界で活躍してきたカーペンターにとっての初のメジャー作品となります。

脚本は『がんばれ!ベアーズ』(1976年)のビル・ランカスター

1947年ロサンゼルス出身。父はアカデミー賞俳優のバート・ランカスター。脚本家としての代表作は『がんばれ!ベアーズ』(1976年)であり、本作との振れ幅がえらいことになっています。ジョン・カーペンター監督で進んでいた『炎の少女チャーリー』(1984年)の初期脚本も手掛けていたのですが、本作の興行的失敗が影響してカーペンターと共に降板し、『コマンドー』(1985年)のマーク・L・レスターが代わって監督に就任しました。

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特殊メイクは若干22歳のロブ・ボッティン

1959年ロサンゼルス出身。幼少期よりホラー映画に親しみ、14歳の頃にメイクアップ・アーティストのリック・ベイカーに画集を提出したところ、あまりの画力に驚いたベイカーは即座に彼を雇うことにしました。要は天才というやつです。ジョン・カーペンターとの仕事を望んで『ザ・フォッグ』(1980年)の特殊メイクに名乗りを上げ、これが二人の初仕事となりました。21歳で師匠のベイカーから独立して『ハウリング』(1981年)の特殊メイクを手掛け、本作でカーペンターとの再度の仕事となりました。

リドリー・スコット監督の『レジェンド/光と闇の伝説』(1985年)でアカデミーメイクアップ賞ノミネート。ポール・バーホーベン監督と険悪な仲になりつつもロボコップのデザインを仕上げた『ロボコップ』(1987年)を経て、性懲りもなくまたバーホーベンと組んだ『トータル・リコール』(1990年)でアカデミー特別業績賞を受賞しました。

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主演はカート・ラッセル

1951年マサチューセッツ州出身。子役としてエルヴィス・プレスリー主演の『ヤング・ヤング・パレード』(1963年)に出演し、続いて10本以上のディズニー映画に出演しました。70年代には野球選手に転向してマイナーリーグでプレイしたものの、怪我が原因で引退。以降は芸能の世界に戻り、ジョン・カーペンター監督のテレビ映画『ザ・シンガー』(1979年)で、子役時代に世話になったエルヴィス・プレスリー役を演じました。以降、ジョン・カーペンターとは名コンビとなり、『ニューヨーク1997』(1981年)、本作、『ゴーストハンターズ』(1986年)、『エスケープ・フロム・L.A.』(1996年)と、合計5作品でコンビを組んでいます。

インテリ(『エグゼクティブ・デシジョン』)からアウトロー(『ニューヨーク1997』)、殺人マシーン(『ソルジャー』)から神(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』)までを演じられる芸域の広さが特徴であり、70年代後半から現在まで出演作品が途切れることのないB級映画界の大スターです。

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作品概要

原作はジョン・W・キャンベル Jr.著『影が行く』(1938年)

ジョン・W・キャンベル Jr.とは1910年ニュージャージー州出身の小説家、雑誌編集者であり、SF黄金期を作り上げた一人と言われています。MIT入学後からSF小説を書くようになり、21歳の頃にはすでに名の知れた小説家になっていました。1937年からは雑誌編集者としても働くようになり、多数の新人SF作家を発掘・育成。ロバート・A・ハインライン、A・E・ヴァン・ヴォークト、アイザック・アシモフは彼が育てました。本作の原作『影が行く』(1938年)はキャンベルが28歳の時に執筆した短編小説であり、擬態能力を持ったエイリアンに密室空間で襲われた男達が疑心暗鬼に囚われるというプロットは秀逸なものでした。

ハワード・ホークス製作『遊星よりの物体X』(1951年)

『影が行く』はSF映画ブームだった1951年に映画化されました。監督としてクレジットされているのはハワード・ホークス作品の編集マンだったクリスティアン・ナイビーですが、実質的な監督はホークスだったとされています。ナイビー自身、ホークスが現場の指導者的な立場にいたことを認めています。オーソン・ウェルズも関わっていたという説もあるのですが、こちらは真偽不明です。

エイリアンの擬態能力という原作の重要な要素は技術的限界からオミットされ(デザインは書かれていたようなのですが)、それに伴い仲間内の疑心暗鬼という点もなくなり、むしろ脅威に対して一致団結する話になって原作からの逸脱が物凄いことになっています。もし1951年にSNSがあれば大荒れしたんじゃないかってレベルです。しかしホークス版のファンは意外に多く、リメイクを監督したジョン・カーペンターのみならず、リドリー・スコット、ジョン・フランケンハイマー、トビー・フーパーなどが影響を受けた作品として挙げています。

難航した二度目の映画化

ユニバーサルのスチュアート・コーエンが1975年に『影が行く』の再映画化を企画。『ゲッタウェイ』(1972年)のデヴィッド・フォスターと『卒業』(1967年)のローレンス・ターマンがプロデューサーに就任した時、すでに彼らの頭にあったのはジョン・カーペンター監督でしたが、ユニバーサルは監督契約を結んでいたトビー・フーパーの起用を望みました。

フーパーはハワード・ホークス版のリメイクを指向しており、原作にあった敵の擬態能力や仲間内の疑心暗鬼という要素は取り扱わないつもりでいました。加えてダークなコメディとして作ろうとしていたことからプロデューサー達の方向性と一致せず、ふたつの脚本案を提出した後に解雇されました。

その後、製作費32万ドルで製作した『ハロウィン』(1978年)が4700万ドルも稼いだことからカーペンターの名が候補者リストのトップに躍り出て、カーペンターがハワード・ホークスの大ファンだったこともあって監督は彼に決定しました。

ただし製作は順調にはいきませんでした。まず脚本への落とし込みに難航し、次にクリーチャーデザインを担当していたデイル・キュイパースが交通事故により離脱。『ザ・フォッグ』(1980年)でカーペンターと仕事をした経験のあった22歳のロブ・ボッティンが強烈な売り込みの末に代役に選ばれたのですが、ボッティンはキュイパースの残した作業を一切引き継がず、ゼロからすべてやり直しました。

キュイパースのコンセプトアート

節足動物のような定型フォルム

特殊効果の作業には1年以上を要し、スタジオに寝泊まりして一日も休まず働き続けたボッティンは、カーペンターによって病院に運ばれるに至りました。ボッティンがこれほどの作業を行ってもまだ特殊効果は間に合わず、ドッグモンスターはスタン・ウィンストンのスタジオに外注されました。

『ブレードランナー』(1982年)と同日公開

本作の全米公開は1982年6月25日。これは『ブレードランナー』(1982年)と同日であり、SF映画界の歴史的傑作が同日に公開されていたということになります。ただし、この時期はスティーヴン・スピルバーグ監督の『E.T.』(1982年)が猛威を振るっており、両作共に興行成績は散々でしたが。公開週末(1982年6月25-27日)の全米トップ10は以下の通り。現在まで残っている作品が多く競合しており、なんという週末だったのかという感じです。

  1. E.T.
  2. ブレードランナー
  3. ファイヤーフォックス
  4. ロッキー3
  5. スタートレックⅡ カーンの逆襲
  6. アニー
  7. ポルターガイスト
  8. 遊星からの物体X
  9. メガフォース
  10. バンビ(リバイバル上映)

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興行的・批評的惨敗

本作には1500万ドルというホラー映画としては異例の高額製作費がかけられたのですが、全米初登場8位、トータルボックスオフィスが1900万ドルという期待外れの結果に終わりました。その原因としては、当時の観客の嗜好から完全に外れてしまっていたという点が考えられます。

同期の大ヒット作『E.T.』(1982年)も当初は侵略ものの企画であり、『ピラニア』(1978年)のジョン・セイルズが脚本を執筆し、リック・ベイカー(ロブ・ボッティンの師匠)は凶悪エイリアンのデザインにも入っていたのですが、違和感を覚えたスピルバーグは後にハリソン・フォード夫人となる脚本家のメリッサ・マシスンと共に友好的なエイリアンの話に変更しました。この方針転換で歴史的大ヒット作になったのだから、ヒットメーカーの勘、恐るべしというところです。そして『E.T.』の影響によって、当時の観客にとって凶悪エイリアンの話がひどく時代遅れに見えてしまったのだから、ジョン・カーペンターはお気の毒としか言いようがありません。

加えて、批評面でも苦戦しました。80年代に現役だった映画人達にとってハワード・ホークスはアイドル的な存在だったためか、ホークス版とあまりに異なる本作の作風が古典へのリスペクトを欠いていると受け取られたためでした。原作準拠はこちらの方だったというのに。

実はこの時期の批評家達は作品価値の読み違えをよくしており、同じくハワード・ホークスの古典『暗黒街の顔役』(1932年)をリメイクしたブライアン・デ・パルマ監督の『スカーフェイス』(1983年)もしばらく駄作扱いを受けていました。映画史上の傑作とされている『シャイニング』(1980年)や『ブレードランナー』(1982年)も批評面での不遇を受けており(『シャイニング』はラジー賞にノミネートされています。意外でしょ)、他方で『炎のランナー』(1980年)や『ガンジー』(1982年)のような旧態依然とした作品を賞賛してオスカーを与えたりしていたのだから(それらはそれらで素晴らしくはあるのですが…)、後世でバカだのアホだのと言われることになります。

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登場人物

  • マクレディ(カート・ラッセル):ヘリ操縦士。一匹狼気質で基地のメンバーとはやや距離を置いて行動をとっているが、「物体」の脅威に対しては主導的な立場をとった。
  • ギャリー(ドナルド・モファット):観測隊隊長。保管血液の破壊を疑われてリーダーを降りた。ウェスタン好きのカーペンターは、リー・ヴァン・クリーフの起用を考えていた。
  • ヴァンス・ノリス(チャールズ・ハラハン):地球物理学者。「物体」に擬態されるが、その際の変貌は「ノリスクリーチャー」と呼ばれるほど印象的であり、劇中では大した活躍をしていないにも関わらず、後世にもっとも名を残しているキャラクター。
  • チャイルズ(キース・デイヴィッド):機械技師。ごつい体格でマクレディに次ぐ武闘派。演じるキース・デイヴィッドは、同じくカーペンター監督の『ゼイリブ』(1987年)にて「サングラスをかける・かけない」で大男二人が3分間のプロレスをするという80年代アクションでもっとも無意味な見せ場を演じ、B級映画界に名を残しました。
  • ウィンドウズ(トーマス・ウェイツ):無線技士。マック(マクレディ)とウィンドウズというコンビは意味深だが、後のアップルコンピューターとマイクロソフトの関係を示唆したものではなく、偶然そんな名前になっただけ。
  • パーマー(デイヴィッド・クレノン):第二ヘリ操縦士。パーマ頭。
  • ブレア(A・ウィルフォード・ブリムリー):生物学者で、「物体」の生体を解明する。「物体」が文明社会に接触すると人類が滅びることに気付き、基地に救援が来ないよう無線機を破壊したという、実はもっとも英雄的な人物でもあった。
  • フュークス(ジョエル・ポリス)生物学助手。大きな役割を担わず、性格もよくわからないという、もっとも不遇の扱いを受けたキャラクター。
  • ドクター・コッパー(リチャード・ダイサート)ノルウェー基地から持ち帰った死体を解剖して、ただの死体ではない点を指摘した。
  • ノールス(T・K・カッター):調理係。基地内をローラースケートで移動する。
  • ジョージ・ベニングス(ピーター・マローニー):気象学者。冒頭でノルウェー人に撃たれて負傷するハゲ。
  • クラーク(リチャード・メイサー):犬の飼育係。犬と一緒に居たために「物体」との同化を真っ先に疑われた。

感想

ロブ・ボッティンのクリーチャーの凄さ

擬態能力を持ち、体のすべての部位が独立した生物であるという、我ながら文字にしてみてもサッパリ分からない「物体」を見事に視覚化したロブ・ボッティンの想像力には驚かされました。

ノリスクリーチャーなんて物凄いことになっており、心臓麻痺で倒れたノリスにAEDをあてようとした瞬間、ノリスの胴が巨大な口に変化して医師の手を噛みちぎります。「物体」であることが判明したノリスには火炎放射器が浴びせられるのですが、生命の危機を感じた「物体」は頭だけを切り離し、その頭部からは足が生えてトコトコと逃げ出していきます。

これがノリスクリーチャーだ!
足が生えて逃げていく

どうやったらこんなことを思いつくんだよという驚愕の見せ場に、私は呆気にとられました。この場面のインパクトがあまりに強すぎて、ノリスを演じたチャールズ・ハラハンは、その後どんな役を演じても「あ、物体の奴だ」と笑われるようになってしまったのですが。

恐怖演出を熟知したカーペンター演出のキレ

ホラー演出に長けたカーペンターの演出もキレッキレです。

上記にも挙げたノリスの場面で言うと、ノリスが心臓発作を起こす直前、誰が「物体」なのか分からない状況下でマクレディは火炎放射器と銃を構えて場に居る全員を牽制しています。ただし他のメンバーもマクレディが本当に人間だか分からない状況なので反撃の機会をうかがっており、ウィンドウズはその場にあったメスを手に忍ばせています。カメラはメスを大写しにし、ノリスの心臓発作のどさくさに乗じてマクレディへの反撃が始まるという雰囲気を作り上げています。

そうして観客の関心をメスへと向けた状態で、突然ノリスクリーチャーを登場させるというショックの与え方はきわめて効果的で、すべての観客がカーペンターにしてやられました。ここまで監督の意図がバチっと決まった演出も珍しいのではないでしょうか。

血液検査の場面もしかり。マクレディは、「物体」は体のすべての部位が独立して生きているから、各自から採取した血液を熱にさらした場合、それが「物体」であれば反応が起こるのではないかという、ほんまかいなと言いたくなるような仮説を立てます。ロープで縛りつけた隊員達から数滴の血液をペトリ皿に採取し、熱したニクロム線を順に当てていくマクレディ。一人目、二人目と何の反応も起こらず、縛り付けられた隊員達からは「こんなことやっても意味ないぜ」という声が上がり、観客達も同じことを思い始めたその瞬間に、ニクロム線を当てられたある血液が「ギャー!」っと叫び、パーマーに擬態していた「物体」が姿を現わします。

この場面では、いったん緊張を緩和させた後にショックを与えるというホラー映画ではありがちな手法がとられているのですが、カーペンターはその定番を教科書的なレベルで完璧にこなしており、座っていた椅子から飛び上がりそうになるほど驚きました。

疑心暗鬼のサスペンス

クリーチャーと並ぶ本作の特徴が、隣にいる仲間がすでに「物体」に同化されているかもしれないという疑心暗鬼のサスペンスにあります。

フュークスに化ける途中段階の「物体」を見つけたマクレディは、その「物体」を焼き殺した後に、残りの隊員の中に紛れ込んでいるであろう「物体」相手に宣戦布告します。今はまだ人間が多数派だから鳴りを潜めているんだろう。ゆっくりと同化を進めていき、最終的に全員と入れ替わることを考えているのかもしれないが、俺はその前に正体を暴いて食い止めてやると。マクレディのこの宣言を黙って聞いている者の中に、「物体」がいるんですね。この緊張感といったらありませんでした。

なお、カーペンターによると「物体」に敵対的な意図はなく、不時着してしまった地球での必死のサバイバルをしているだけという設定だったとのことです。後にブレアに化けた「物体」が作成したUFOをマクレディが爆破するくだりがあるのですが、UFO作りを手伝ってやるから、これ以上俺らに危害を加えるのはやめて、さっさと星へ帰ってくれと交渉すりゃよかったのにとも思うのですが。

ジョン・カーペンターらしいハッタリの見事さ

本作に限らないカーペンターの特徴として、狭い舞台の物語でありながら広大なバックグラウンドを匂わせることで話のスケールを大きくするという、ハッタリの利かせ方が凄いという点が挙げられます。

例えば『パラダイム』(1987年)は寂れた教会で数名の研究者や学生が怪奇現象やら虫やら異常者やらに襲われる話なのですが、ここが神と悪魔のハルマゲドンの起点であるという異常に広大なバックグラウンドを持たせていました。

本作も同じくで、基本的には南極観測基地という閉鎖空間で12名の隊員が襲われるだけの話なのですが、もし「物体」が文明社会と接触すれば27,000時間で全人類が同化されるという推定値を序盤で提示することで、人類の存亡を背負った戦いに見せています。

キャラクターに魅力がない

本作の欠点としては、マクレディ以外にめぼしい個性を持つキャラクターがいなかったことです。男ばかり12名、しかも各自の専門分野が活かされるような描写もないので、誰が誰だか分からないまま「実はあいつは物体でした」みたいな話になっていくので、話についていくことが難しく感じました。

各キャラクターの特徴をより端的に描いていればより素晴らしい作品になったと思うだけに、画竜点睛を欠くような形になってしまった点が残念でした。

まとめ

素晴らしい設定、素晴らしい特殊効果、素晴らしい演出に支えられた出色のSFホラーでした。惜しむらくは人間のキャラクターに魅力がなかったことであり、この点が素晴らしければ最高だったのですが。

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