良作

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クリーチャー・メカ

【良作】殺人魚フライングキラー_キャメロンのすべてがここにある(ネタバレあり・感想・解説)

(1981年 アメリカ・イタリア・オランダ)ジェームズ・キャメロンの監督デビュー作はB級ホラーだった!という若い人にはにわかには信じがたい作品。いろいろアレな映画扱いされてはいるけれど、ちゃんと向き合えばコンパクトにまとまった良作であること...
その他

【良作】13ウォーリアーズ_七人の侍inスカンジナビア(ネタバレあり・感想・解説)

(1999年 アメリカ)映画史上最大クラスの損害を出した空前の大コケ映画だが、アラブ人旅行家視点で英国の叙事詩を再構築したインテリな内容と、ジョン・マクティアナンのアクション演出の組み合わせは決して悪くない。騙されたと思って見て欲しい良作で...
その他

【良作】ジェロニモ_マット・デイモンが若い(ネタバレあり・感想・解説)

(1993年 アメリカ)アパッチ族の勇者ジェロニモと騎兵隊の戦いが題材だけど、先住民への弾圧を声高に糾弾する内容ではなく、お互いをリスペクトしあう戦士たちの激アツドラマだった。ウォルター・ヒル監督×ジョン・ミリアス脚本はダテじゃない。作品解...
クライムアクション

【良作】バッドボーイズ4 RIDE OR DIE_前作の予習は必須(ネタバレあり・感想・解説)

(2024年 アメリカ)人気シリーズの第4弾だが、ここに来てシリーズ最高を更新。今までで一番面白いと感じた。ストーリーには適度に捻りがあり、キャラクターの動かし方も良い。そしてアクションは楽しくて、全方位的によくできている。感想6/28にI...
クライムアクション

【良作】ビバリーヒルズ・コップ4_アクセルが帰ってきた!30年ぶりに(ネタバレなり・感想・解説)

(2024年 アメリカ)待ちに待った30年ぶりの続編。アクセルの親子関係が雑、前作メンバーが歳行きすぎて成立していないなど、少々強引な部分もあるが、それでもちゃんとビバリーヒルズ・コップしていたので、十分合格点だと言える。感想90年代から何...
サスペンス・ホラー

【良作】ザ・ファン_人生のピークが12歳だった中年男(ネタバレあり・感想・解説)

(1996年 アメリカ)野球バカが高じて人まで殺してしまうアブナイ人を名優デ・ニーロが演じたサイコ・スリラー。人生八方ふさがり状態でヤケを起こした主人公の姿には、物の憐れが宿っている。感想ダメ人間ほど自意識が高い昔、日曜洋画劇場で見たけど、...
SF・ファンタジー

【良作】マッドマックス:フュリオサ_クリヘムが最低のクソ野郎(ネタバレなし・感想・解説)

(2024年 オーストラリア・アメリカ)『怒りのデスロード』で気を吐いたフュリオサのスピンオフ。強さと脆さを両立したアニャ・テイラー=ジョイが素晴らしかったが、それ以上に悪役のクリス・ヘムズワースの狂いっぷりが最低かつ最高だった。感想フュリ...
SF・ファンタジー

【良作】猿の惑星/キングダム_予想に反して面白かった(ネタバレなし・感想・解説)

(2024年 アメリカ)期待せずにみたらなかなか面白かった新章。アドベンチャーとして王道の筋書きに当てはめつつも、ミステリー要素を加えることで先読みができそうでできない物語になっている。アクション演出もキレッキレで、続編への期待値も高まった...
クリーチャー・メカ

【良作】キングコング2_38年早すぎた試み(ネタばれあり・感想・解説)

(1986年 アメリカ)実は昏睡状態で生きながらえていたコングを、巨大な人工心臓とレディコングからの輸血で復活させるという力技の続編。アクションコメディ『ビッグ・ヒット』(1998年)でネタにされるなど駄作中の駄作ともいわれる作品だが、そこ...
クリーチャー・メカ

【良作】ゴジラxコング 新たなる帝国_ある意味で究極の怪獣映画(ネタばれあり・感想・解説)

(2024年 アメリカ)人間を完全に脇役に追い込み、怪獣を名実ともに主人公に据えたエポックメイキングな怪獣映画。怪獣映画の行きつく果てを見せてくれる、実はすごい映画だと思う。感想IMAXにて鑑賞。やはり大怪獣映画はなるべく大きなスクリーンで...
SF・ファンタジー

【良作】デューン 砂の惑星 PART2_どうしても世界情勢を重ねて見てしまう(ネタばれあり・感想・解説)

(2024年 アメリカ)映像美は相変わらず素晴らしく高品質な映画であることは間違いない。決して低い評価にはできないけど、娯楽作としての抑揚を頑なに拒否しているかのようなドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のもったいぶった演出は、もっと柔軟にならないもの...
SF・ファンタジー

【良作】フィラデルフィア・エクスペリメント2_舞台はナチス領アメリカ(ネタバレあり・感想・解説)

(1993年 アメリカ)ビデオスルーのB級SFだが、かと言って切って捨てられない魅力がある。前作とちゃんとつながった設定、世界規模の背景を持った物語など、よくぞこれだけ大風呂敷広げられたなぁと。低予算なので多くは期待できないが、やれることは...
SF・ファンタジー

【良作】フィラデルフィア・エクスペリメント_SF好きほど騙される(ネタバレあり・感想・解説)

(1984年 アメリカ)懐かしの映画だけど、あらためて見ると記憶以上に作り込みの細かい良作だった。SF好きほど騙されそうな意外性あるストーリーに、地に足の着いたドラマ。総合的に完成度が高く、VFXのショボさには目を瞑りたくなる。感想子供の頃...
クライムアクション

【良作】ワイルド・スピード10 ファイヤーブースト_筋肉の宝石箱やぁ(ネタバレあり・感想・解説)

(2023年 アメリカ)3億ドルもの製作費がかけられた空前絶後の10作目。ストーリーにまとまりはないが、ジェイソン・モモア、ブリー・ラーソンら新キャストの魅力と、途方もないことになった見せ場の物量・熱量で何とかなっている感想今回が初鑑賞(@...
クライムアクション

【良作】ワイルド・スピード8 ICE BREAK_車の雪崩現象(ネタバレあり・感想・解説)

(2017年 アメリカ)ドムが敵の手に落ちる第8作。お話の方はいつもに輪をかけて適当だが、新監督F・ゲイリー・グレイのアクション演出が冴え渡っており、見せ場の楽しさはシリーズ随一と言える。感想これも映画館に見に行ったけど、特に面白いとは感じ...
クライムアクション

【良作】ワイルド・スピード7 SKY MISSION_エピローグが感動的(ネタバレあり・感想・解説)

(2015年 アメリカ)シリーズ第7弾にして、現時点で最大のヒット作。話は相変わらず適当で、都合が悪くなると方向転換を繰り返すが、ジェイソン・ステイサムを悪役に据えたことで戦いには緊張感が漂っており、アクション映画しては筋が通っている。また...
クライムアクション

【良作】ワイルド・スピード5 MEGA MAX_金の亡者と化したドム(ネタバレあり・感想・解説)

(2011年 アメリカ)シリーズの超大作化のきっかけとなった第5弾であり、過去作品の仲間を集合させてファミリー化していくのも本作から。シリーズ中興の祖ともいえる重要作だが、ドムにあまりにも大義がなさすぎることは気になった。ほぼ金目的で動いて...
クライムアクション

【凡作】ワイルド・スピード4 MAX_ドムの学習能力ゼロ(ネタバレあり・感想・解説)

(2009年 アメリカ)右肩下がりだった興行成績を上向かせたシリーズの起爆剤的4作目。カーアクションにはさらに磨きがかかり、シリーズのルックスは本作で完成されたと言えるが、お話の方が…。ドムが狭量すぎて感情移入できなかった。感想ソフト化の際...
SF・ファンタジー

【良作】インナースペース_ユルくて楽しい80年代い娯楽作(ネタバレあり・感想・解説)

(1987年 アメリカ)いかにも80年代らしい緊張感皆無のSFアクションコメディだけど、クセ強めのキャラクター達による気の抜けたやり取りが楽しい。作品全体の温度感とは裏腹に気合入りまくりのVFXにも一見の価値がある。作品解説本作は『グレムリ...
クリーチャー・メカ

【良作】グレムリン2 新・種・誕・生_ネジの飛びまくったブラックコメディ(ネタバレあり・感想・解説)

(1990年 アメリカ)世間的には不評とされる続編だけど、個人的には大いに楽しめた。ジョー・ダンテの悪ふざけが頂点に達した怪作で、前作をもメタ的に破壊するという高度なジョークが炸裂する。無駄にストップモーションを使った特撮魂にも恐れ入った。...
軍隊・エージェント

【良作】96時間/レクイエム_話はマズイがアクションはイケる(ネタバレなし・感想・解説)

(2014年 フランス・アメリカ)リーアム・ニーソンが家族のために殺戮の花を咲かせる名物シリーズの最終章。本国アメリカが舞台になったためかキル数は減ったが、それを補って余りあるほどスケールが拡大しており、これはこれでイケるアクション映画とな...
クライムアクション

【良作】48時間_バディアクションの教科書(ネタバレあり・感想・解説)

(1982年 アメリカ)映画デビュー作から個性全開のエディ・マーフィがとにかく凄い。ストーリー全般は70年代風なのだけど、エディが時代を10年進めている。ポスターではニック・ノルティが前面に出ているけど、これは紛れもなくエディの映画。作品解...
SF・ファンタジー

【良作】スクリーマーズ_見てくれはチープだが話は面白い(ネタバレあり・感想・解説)

(1995年 カナダ)見てくれこそ安っぽいが、キレのあるショック描写や疑心暗鬼のスリラーで引っ張る良作。設定もストーリーも奇抜であり、見る者の裏をかき続ける面白い作品に仕上がっている。作品解説フィリップ・K・ディック著『変種第二号』の映画化...
クライムアクション

【良作】パニッシャー(1989年)_暴力の連鎖を描いた秀作(ネタバレあり・感想・解説)

(1989年 オーストラリア)一般的には評判の悪いドルフ・ラングレン版パニッシャーだが、終わりなき暴力の連鎖の不毛さを描いた、実は奥深い映画。「みせてやる、オレの必殺猟法。」という勇ましい宣伝コピーから連想される内容ではない点には留意が必要...
クリーチャー・メカ

【良作】シーバース/人喰い生物の島_クローネンバーグ衝撃のデビュー作(ネタバレあり・感想・解説)

(1975年 カナダ)ヒットはしたが、そのエログロな作風に抗議が殺到したデヴィッド・クローネンバーグの商業デビュー作。肉体と精神の変容というテーマや、妙に合理的な背景など、その後のクローネンバーグ作品の構成要素がデビュー作の時点でほぼ網羅さ...
クリーチャー・メカ

【良作】サイボーグ2_アンジェリーナ・ジョリーが眩しすぎる(ネタバレあり・感想・解説)

(1993年 アメリカ)ビデオスルーのB級SFだが、かと言って切って捨てられない魅力がある。限られた予算の中でもちゃんとSFできているし、出演者は思いのほか豪華。アンジェリーナ・ジョリーは無名時代から輝いていた。作品解説『サイボーグ』(19...
軍隊・エージェント

【良作】メン・オブ・ウォー_ラングレンの最高傑作(ネタバレあり・感想・解説)

(1994年 アメリカ)戦闘マシーンのドルが任務を放棄して原住民を守るというほぼ『アバター』(2008年)な話なんだけど、腕の立つ脚本家が複数参加しているおかげで人間ドラマがうまくまとめられており、侮れない仕上がりとなっている。ドル単独主演...
サスペンス・ホラー

【良作】ヒッチャー(2007年)_これはこれでイケる(ネタバレあり・感想・解説)

(2007年 アメリカ)主人公は美女に、見せ場はより派手に、ストーリーはより分かりやすくと、観客の間口を広げたリメイク。オリジナルのファンには不評らしいが、同一素材の別アレンジ版としては十分に楽しめる出来だと思う。感想マイケル・ベイのサービ...
クリーチャー・メカ

【良作】ザ・フライ2 二世誕生_ティーン向けホラー(ネタバレなし・感想・解説)

(1989年 アメリカ)前作の出来には及ばないが、ホラー映画としては依然として高水準を維持している。脚本家フランク・ダラボンの構成力が光っており、ティーン向けホラーとして生まれ変わった本作には本作の良さがある。作品解説難産だった第2弾前作『...
クライムアクション

【良作】エクスタミネーター_ランボーの先輩(ネタバレあり・感想・解説)

(1980年 アメリカ)脚本の筋は通っていないし、ゴア描写は少ないしと、映画としての出来はイマイチだが、病んだアメリカ(©水野晴朗)の描写には成功しており、全編を貫くハードな空気感には一見の価値がある。感想出来は良くないが妙に残る映画初見は...
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