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その他

【良作】13ウォーリアーズ_七人の侍inスカンジナビア(ネタバレあり・感想・解説)

(1999年 アメリカ)映画史上最大クラスの損害を出した空前の大コケ映画だが、アラブ人旅行家視点で英国の叙事詩を再構築したインテリな内容と、ジョン・マクティアナンのアクション演出の組み合わせは決して悪くない。騙されたと思って見て欲しい良作で...
その他

【凡作】ビッグ・ウェンズデー_陽キャが落ちぶれる話(ネタバレあり・感想・解説)

(1978年 アメリカ)ド迫力の波乗り場面が見せ場のサーフィン映画だが、人生という荒波に乗れなかった人々を描いた、実は暗い話だったりもする。良い映画だとは思うけど、個人的には合わなかった。 感想 存在こそ知っていたが、今の今まで見たことのな...
軍隊・エージェント

【凡作】マーシャル・ロー_ブルース・ウィリスこそが法だ!(ネタバレあり・感想・解説)

(1998年 アメリカ)豪華スター共演によるシミュレーション映画で、後のアメリカ同時多発テロを予見する内容には驚かされるが、ポリティカルスリラーとしてはさほど盛り上がらない。エドワード・ズウィック監督はハイテクを描くことに不慣れだし、戒厳令...
クリーチャー・メカ

【傑作】エイリアン:ロムルス_『1』の正統続編(ネタバレなし・感想・解説)

(2024年 アメリカ)世界観、テクノロジー、恐怖演出、グロ描写、すべてが完璧な作品で、その根底には『1』への深い深い愛情がある。さらには『2』~『4』、おまけに『プロメテウス』の構成要素まで取り込み、それでいて一切の破綻がないのだから、こ...
軍隊・エージェント

【凡作】勝利への脱出_スタローンが若手だった頃(ネタバレあり・感想・解説)

(1981年 アメリカ)戦時下におけるサッカー親善試合と、捕虜による大脱走計画を絡めるという驚天動地の闇鍋企画だが、正直あまり盛り上がらない。ただし後のスタ作品につながる要素も多いので、ファンとして切って捨てられない魅力があるのも確か。 感...
その他

【凡作】ジングル・オール・ザ・ウェイ_物売るってレベルじゃねぇぞ(ネタバレあり・感想・解説)

(1996年 アメリカ)シュワが「コメディもいける!」と勘違いしていた時期に主演した凡作。ウケを取りにいっているシュワの姿が痛々しいが、かといって見ていられないほど酷くもない。まさに凡作。 感想 むか~しゴールデン洋画劇場で見たけど、シュワ...
災害・パニック

【凡作】ツイスターズ_退屈な人間ドラマと迫力の音響(ネタバレあり・感想・解説)

(2024年 アメリカ)誰が望んだのか90年代の大ヒット作『ツイスター』、28年ぶりの続編。豪勢な見た目に対する貧弱なストーリーは前作譲りで、あまりおもしろくなかった。 感想 ここ最近の投稿を見ると、砂の惑星だの猿の惑星だのマッドマックスだ...
その他

【良作】ジェロニモ_マット・デイモンが若い(ネタバレあり・感想・解説)

(1993年 アメリカ)アパッチ族の勇者ジェロニモと騎兵隊の戦いが題材だけど、先住民への弾圧を声高に糾弾する内容ではなく、お互いをリスペクトしあう戦士たちの激アツドラマだった。ウォルター・ヒル監督×ジョン・ミリアス脚本はダテじゃない。 作品...
サスペンス・ホラー

【凡作】ザ・キープ_マイケル・マン監督唯一のホラー(ネタバレあり・感想・解説)

(1983年 アメリカ)マイケル・マン監督の長編第2作にして、唯一のホラー映画。編集が粗く、ストーリーもつじつまが合っていない、主人公が何者だか分からないなど、いろいろ問題を抱えた作品ではあるけれど、一部に光る部分もあるので一見の価値はある...
サスペンス・ホラー

【凡作】オーメン・ザ・ファースト_そこボカさんといかんか?(ネタバレあり・感想・解説)

(2024年 アメリカ)『オーメン』(1976年)の前日譚で、オリジナルとの間で整合性を図りつつも独自性も織り込んだ着想は素晴らしかった。ただし映画のテンポまでが70年代風なので、現代のホラー映画として見ると間延びして感じられるのが弱点。 ...
クライムアクション

【良作】バッドボーイズ4 RIDE OR DIE_前作の予習は必須(ネタバレあり・感想・解説)

(2024年 アメリカ)人気シリーズの第4弾だが、ここに来てシリーズ最高を更新。今までで一番面白いと感じた。ストーリーには適度に捻りがあり、キャラクターの動かし方も良い。そしてアクションは楽しくて、全方位的によくできている。 感想 6/28...
クライムアクション

【良作】ビバリーヒルズ・コップ4_アクセルが帰ってきた!30年ぶりに(ネタバレなり・感想・解説)

(2024年 アメリカ)待ちに待った30年ぶりの続編。アクセルの親子関係が雑、前作メンバーが歳行きすぎて成立していないなど、少々強引な部分もあるが、それでもちゃんとビバリーヒルズ・コップしていたので、十分合格点だと言える。 感想 90年代か...
サスペンス・ホラー

【良作】ザ・ファン_人生のピークが12歳だった中年男(ネタバレあり・感想・解説)

(1996年 アメリカ)野球バカが高じて人まで殺してしまうアブナイ人を名優デ・ニーロが演じたサイコ・スリラー。人生八方ふさがり状態でヤケを起こした主人公の姿には、物の憐れが宿っている。 感想 ダメ人間ほど自意識が高い 昔、日曜洋画劇場で見た...
クライムアクション

【凡作】張り込み_職人監督ジョン・バダムの平均点映画(ネタバレなし・感想・解説)

(1987年 アメリカ)80年代に流行したバディ刑事ものに、刑事と監視対象とのロマンス要素をトッピングしたアクション・コメディ。どんなジャンルでも卒なくこなすジョン・バダム監督が卒なく作った結果、可もなく不可もない凡作となった。 感想 中学...
SF・ファンタジー

【良作】マッドマックス:フュリオサ_クリヘムが最低のクソ野郎(ネタバレなし・感想・解説)

(2024年 オーストラリア・アメリカ)『怒りのデスロード』で気を吐いたフュリオサのスピンオフ。強さと脆さを両立したアニャ・テイラー=ジョイが素晴らしかったが、それ以上に悪役のクリス・ヘムズワースの狂いっぷりが最低かつ最高だった。 感想 フ...
クリーチャー・メカ

【凡作】ダークエンジェル(1990年)_ラングレン版プレデター(ネタばれあり・感想・解説)

(1990年 アメリカ)はるばる人間狩りに来たエイリアンとドルフ・ラングレンが戦うというプレデター風アクション。さほど面白いわけでもないが、馬鹿みたいな威力のエイリアン銃の描写など、見所はちゃんとある。なおジェームズ・キャメロン制作の連続ド...
その他

【凡作】ブロンコ・ビリー_セクハラ・パワハラのオンパレード(ネタバレあり・感想・解説)

(1980年 アメリカ)かつてイーストウッドが量産していたライト系の娯楽作だけど、家父長制的なイーストウッドの価値観は、現代目線では少々厳しい。めちゃくちゃ面白い展開があるわけでもなく、最後までノリ切れずに終わってしまった。 感想 午後ロー...
SF・ファンタジー

【良作】猿の惑星/キングダム_予想に反して面白かった(ネタバレなし・感想・解説)

(2024年 アメリカ)期待せずにみたらなかなか面白かった新章。アドベンチャーとして王道の筋書きに当てはめつつも、ミステリー要素を加えることで先読みができそうでできない物語になっている。アクション演出もキレッキレで、続編への期待値も高まった...
クリーチャー・メカ

【良作】キングコング2_38年早すぎた試み(ネタばれあり・感想・解説)

(1986年 アメリカ)実は昏睡状態で生きながらえていたコングを、巨大な人工心臓とレディコングからの輸血で復活させるという力技の続編。アクションコメディ『ビッグ・ヒット』(1998年)でネタにされるなど駄作中の駄作ともいわれる作品だが、そこ...
クリーチャー・メカ

【良作】ゴジラxコング 新たなる帝国_ある意味で究極の怪獣映画(ネタばれあり・感想・解説)

(2024年 アメリカ)人間を完全に脇役に追い込み、怪獣を名実ともに主人公に据えたエポックメイキングな怪獣映画。怪獣映画の行きつく果てを見せてくれる、実はすごい映画だと思う。 感想 IMAXにて鑑賞。やはり大怪獣映画はなるべく大きなスクリー...
SF・ファンタジー

【良作】デューン 砂の惑星 PART2_どうしても世界情勢を重ねて見てしまう(ネタばれあり・感想・解説)

(2024年 アメリカ)映像美は相変わらず素晴らしく高品質な映画であることは間違いない。決して低い評価にはできないけど、娯楽作としての抑揚を頑なに拒否しているかのようなドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のもったいぶった演出は、もっと柔軟にならないもの...
サスペンス・ホラー

【凡作】スポンティニアス・コンバッション_怪奇版トゥルーマン・ショー(ネタバレあり・感想・解説)

(1989年 アメリカ)トビー・フーパー監督が「月刊ムー」感あふれる題材をシリアスかつ複雑に映画化した意欲作だけど、完成した作品はあまりに説明不足で分かりづらいし、分かろうと努力をするほど面白くはないし、結果、パッとしない仕上がりとなってい...
クライムアクション

【凡作】ピンク・キャデラック_大コケアクションコメディ(ネタバレあり・感想・解説)

(1989年 アメリカ)イーストウッドがアクション・コメディから足を洗うきっかけになった大コケ映画。アクションとしてもコメディとしても中途半端で、決して面白い映画ではないが、さくっと見るには程よい温度感なので、特に嫌いになることもなかった。...
SF・ファンタジー

【良作】フィラデルフィア・エクスペリメント2_舞台はナチス領アメリカ(ネタバレあり・感想・解説)

(1993年 アメリカ)ビデオスルーのB級SFだが、かと言って切って捨てられない魅力がある。前作とちゃんとつながった設定、世界規模の背景を持った物語など、よくぞこれだけ大風呂敷広げられたなぁと。低予算なので多くは期待できないが、やれることは...
SF・ファンタジー

【良作】フィラデルフィア・エクスペリメント_SF好きほど騙される(ネタバレあり・感想・解説)

(1984年 アメリカ)懐かしの映画だけど、あらためて見ると記憶以上に作り込みの細かい良作だった。SF好きほど騙されそうな意外性あるストーリーに、地に足の着いたドラマ。総合的に完成度が高く、VFXのショボさには目を瞑りたくなる。 感想 子供...
クライムアクション

【良作】ワイルド・スピード10 ファイヤーブースト_筋肉の宝石箱やぁ(ネタバレあり・感想・解説)

(2023年 アメリカ)3億ドルもの製作費がかけられた空前絶後の10作目。ストーリーにまとまりはないが、ジェイソン・モモア、ブリー・ラーソンら新キャストの魅力と、途方もないことになった見せ場の物量・熱量で何とかなっている 感想 今回が初鑑賞...
クライムアクション

【凡作】ワイルド・スピード9 ジェットブレイク_車である必然性がない(ネタバレあり・感想・解説)

(2021年 アメリカ)ついに宇宙にまで飛び出した第9作目だけど、ここまでくるともはや車である必然性がなく、ド派手な見せ場の連続にもちょっと引く自分がいた。ドム&ジェイコブ兄弟の確執も分かったような分からんような微妙なものだったし、全体的に...
クライムアクション

【良作】ワイルド・スピード8 ICE BREAK_車の雪崩現象(ネタバレあり・感想・解説)

(2017年 アメリカ)ドムが敵の手に落ちる第8作。お話の方はいつもに輪をかけて適当だが、新監督F・ゲイリー・グレイのアクション演出が冴え渡っており、見せ場の楽しさはシリーズ随一と言える。 感想 これも映画館に見に行ったけど、特に面白いとは...
クライムアクション

【良作】ワイルド・スピード7 SKY MISSION_エピローグが感動的(ネタバレあり・感想・解説)

(2015年 アメリカ)シリーズ第7弾にして、現時点で最大のヒット作。話は相変わらず適当で、都合が悪くなると方向転換を繰り返すが、ジェイソン・ステイサムを悪役に据えたことで戦いには緊張感が漂っており、アクション映画しては筋が通っている。また...
クライムアクション

【凡作】ワイルド・スピード6 EURO MISSION_滑走路長すぎ(ネタバレあり・感想・解説)

(2013年 アメリカ)ミッションもののフォーマットを確立したシリーズ第6弾。ただしお話の方はいつも以上に適当で、敵を仕留められるチャンスを何度も逃し、何のために戦ってんだかも次第に分からなくなってくる。派手な見せ場は楽しいけど、所々やりす...
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