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災害・パニック

【駄作】エアポート’75_ヒロインは柳沢慎吾似(ネタバレあり・感想・解説)

(1974年 アメリカ)エアポートシリーズ第2弾だが、実に格安で製作されているので見せ場らしい見せ場がない。その分フィーチャーされるのがヒロインの顔芸なのだが、そのヒロインが田中真紀子というか、冝保愛子というか、柳沢慎吾というか・・・、とに...
クリーチャー・メカ

【良作】殺人魚フライングキラー_キャメロンのすべてがここにある(ネタバレあり・感想・解説)

(1981年 アメリカ・イタリア・オランダ)ジェームズ・キャメロンの監督デビュー作はB級ホラーだった!という若い人にはにわかには信じがたい作品。いろいろアレな映画扱いされてはいるけれど、ちゃんと向き合えばコンパクトにまとまった良作であること...
サスペンス・ホラー

【凡作】マニアック・コップ/地獄のマッドコップ_殺人警察官vs不倫警察官(ネタバレあり・感想・解説)

(1988年 アメリカ)殺人鬼の警官がNYをパニックに陥れ、市民はもう何を信じていいんだかという着想だけはいいんだけど、それ以外の要素がいろいろとっ散らかっているし、肝心のパニック要素も中盤から消え失せるし、映画としてのクォリティは低い。で...
その他

【凡作】ワン・ナイト・スタンド_ウェズが賞をもらった映画(ネタバレあり・感想・解説)

(1997年 アメリカ)ウェズリー・スナイプスがヴェネツィア国際映画祭で主演男優賞を受賞したという、にわかには信じがたい作品。しかもアクションではなく不倫ドラマで。着地点は想像の斜め上をいっており、かなりの珍作と言えるが、それゆえに見る価値...
軍隊・エージェント

【凡作】ソルト_潜入されるにも程がある(ネタバレあり・感想・解説)

(2010年 アメリカ)アンジェリーナ・ジョリーのスパイアクション。意表を突く展開が連続する前半部分は文句なしに面白いのだが、後半に向けて説明不足だらけとなり、ドンデンへの納得感がどんどん薄くなっていく。ブラックリスト入りした名脚本本作のオ...
クライムアクション

【凡作】刑事ジョー ママにお手あげ_観客もお手あげ(ネタバレあり・感想・解説)

(1992年 アメリカ)スタローンが自身の最低作と認める駄作で、コメディなのにまったく笑えない前半部分は確かに酷い。しかし親子のバディで事件解決する後半部分は、割と真っ当なクライムアクションでそこそこ楽しめる。感想中学時代の私は、ランボー初...
その他

【良作】13ウォーリアーズ_七人の侍inスカンジナビア(ネタバレあり・感想・解説)

(1999年 アメリカ)映画史上最大クラスの損害を出した空前の大コケ映画だが、アラブ人旅行家視点で英国の叙事詩を再構築したインテリな内容と、ジョン・マクティアナンのアクション演出の組み合わせは決して悪くない。騙されたと思って見て欲しい良作で...
その他

【凡作】ビッグ・ウェンズデー_陽キャが落ちぶれる話(ネタバレあり・感想・解説)

(1978年 アメリカ)ド迫力の波乗り場面が見せ場のサーフィン映画だが、人生という荒波に乗れなかった人々を描いた、実は暗い話だったりもする。良い映画だとは思うけど、個人的には合わなかった。感想存在こそ知っていたが、今の今まで見たことのなかっ...
軍隊・エージェント

【凡作】マーシャル・ロー_ブルース・ウィリスこそが法だ!(ネタバレあり・感想・解説)

(1998年 アメリカ)豪華スター共演によるシミュレーション映画で、後のアメリカ同時多発テロを予見する内容には驚かされるが、ポリティカルスリラーとしてはさほど盛り上がらない。エドワード・ズウィック監督はハイテクを描くことに不慣れだし、戒厳令...
クリーチャー・メカ

【傑作】エイリアン:ロムルス_『1』の正統続編(ネタバレなし・感想・解説)

(2024年 アメリカ)世界観、テクノロジー、恐怖演出、グロ描写、すべてが完璧な作品で、その根底には『1』への深い深い愛情がある。さらには『2』~『4』、おまけに『プロメテウス』の構成要素まで取り込み、それでいて一切の破綻がないのだから、こ...
軍隊・エージェント

【凡作】勝利への脱出_スタローンが若手だった頃(ネタバレあり・感想・解説)

(1981年 アメリカ)戦時下におけるサッカー親善試合と、捕虜による大脱走計画を絡めるという驚天動地の闇鍋企画だが、正直あまり盛り上がらない。ただし後のスタ作品につながる要素も多いので、ファンとして切って捨てられない魅力があるのも確か。感想...
その他

【凡作】ジングル・オール・ザ・ウェイ_物売るってレベルじゃねぇぞ(ネタバレあり・感想・解説)

(1996年 アメリカ)シュワが「コメディもいける!」と勘違いしていた時期に主演した凡作。ウケを取りにいっているシュワの姿が痛々しいが、かといって見ていられないほど酷くもない。まさに凡作。感想むか~しゴールデン洋画劇場で見たけど、シュワを神...
災害・パニック

【凡作】ツイスターズ_退屈な人間ドラマと迫力の音響(ネタバレあり・感想・解説)

(2024年 アメリカ)誰が望んだのか90年代の大ヒット作『ツイスター』、28年ぶりの続編。豪勢な見た目に対する貧弱なストーリーは前作譲りで、あまりおもしろくなかった。感想ここ最近の投稿を見ると、砂の惑星だの猿の惑星だのマッドマックスだのビ...
その他

【良作】ジェロニモ_マット・デイモンが若い(ネタバレあり・感想・解説)

(1993年 アメリカ)アパッチ族の勇者ジェロニモと騎兵隊の戦いが題材だけど、先住民への弾圧を声高に糾弾する内容ではなく、お互いをリスペクトしあう戦士たちの激アツドラマだった。ウォルター・ヒル監督×ジョン・ミリアス脚本はダテじゃない。作品解...
サスペンス・ホラー

【凡作】ザ・キープ_マイケル・マン監督唯一のホラー(ネタバレあり・感想・解説)

(1983年 アメリカ)マイケル・マン監督の長編第2作にして、唯一のホラー映画。編集が粗く、ストーリーもつじつまが合っていない、主人公が何者だか分からないなど、いろいろ問題を抱えた作品ではあるけれど、一部に光る部分もあるので一見の価値はある...
サスペンス・ホラー

【凡作】オーメン・ザ・ファースト_そこボカさんといかんか?(ネタバレあり・感想・解説)

(2024年 アメリカ)『オーメン』(1976年)の前日譚で、オリジナルとの間で整合性を図りつつも独自性も織り込んだ着想は素晴らしかった。ただし映画のテンポまでが70年代風なので、現代のホラー映画として見ると間延びして感じられるのが弱点。往...
クライムアクション

【良作】バッドボーイズ4 RIDE OR DIE_前作の予習は必須(ネタバレあり・感想・解説)

(2024年 アメリカ)人気シリーズの第4弾だが、ここに来てシリーズ最高を更新。今までで一番面白いと感じた。ストーリーには適度に捻りがあり、キャラクターの動かし方も良い。そしてアクションは楽しくて、全方位的によくできている。感想6/28にI...
クライムアクション

【良作】ビバリーヒルズ・コップ4_アクセルが帰ってきた!30年ぶりに(ネタバレなり・感想・解説)

(2024年 アメリカ)待ちに待った30年ぶりの続編。アクセルの親子関係が雑、前作メンバーが歳行きすぎて成立していないなど、少々強引な部分もあるが、それでもちゃんとビバリーヒルズ・コップしていたので、十分合格点だと言える。感想90年代から何...
サスペンス・ホラー

【良作】ザ・ファン_人生のピークが12歳だった中年男(ネタバレあり・感想・解説)

(1996年 アメリカ)野球バカが高じて人まで殺してしまうアブナイ人を名優デ・ニーロが演じたサイコ・スリラー。人生八方ふさがり状態でヤケを起こした主人公の姿には、物の憐れが宿っている。感想ダメ人間ほど自意識が高い昔、日曜洋画劇場で見たけど、...
クライムアクション

【凡作】張り込み_職人監督ジョン・バダムの平均点映画(ネタバレなし・感想・解説)

(1987年 アメリカ)80年代に流行したバディ刑事ものに、刑事と監視対象とのロマンス要素をトッピングしたアクション・コメディ。どんなジャンルでも卒なくこなすジョン・バダム監督が卒なく作った結果、可もなく不可もない凡作となった。感想中学時代...
SF・ファンタジー

【良作】マッドマックス:フュリオサ_クリヘムが最低のクソ野郎(ネタバレなし・感想・解説)

(2024年 オーストラリア・アメリカ)『怒りのデスロード』で気を吐いたフュリオサのスピンオフ。強さと脆さを両立したアニャ・テイラー=ジョイが素晴らしかったが、それ以上に悪役のクリス・ヘムズワースの狂いっぷりが最低かつ最高だった。感想フュリ...
クリーチャー・メカ

【凡作】ダークエンジェル(1990年)_ラングレン版プレデター(ネタばれあり・感想・解説)

(1990年 アメリカ)はるばる人間狩りに来たエイリアンとドルフ・ラングレンが戦うというプレデター風アクション。さほど面白いわけでもないが、馬鹿みたいな威力のエイリアン銃の描写など、見所はちゃんとある。なおジェームズ・キャメロン制作の連続ド...
その他

【凡作】ブロンコ・ビリー_セクハラ・パワハラのオンパレード(ネタバレあり・感想・解説)

(1980年 アメリカ)かつてイーストウッドが量産していたライト系の娯楽作だけど、家父長制的なイーストウッドの価値観は、現代目線では少々厳しい。めちゃくちゃ面白い展開があるわけでもなく、最後までノリ切れずに終わってしまった。感想午後ローで放...
SF・ファンタジー

【良作】猿の惑星/キングダム_予想に反して面白かった(ネタバレなし・感想・解説)

(2024年 アメリカ)期待せずにみたらなかなか面白かった新章。アドベンチャーとして王道の筋書きに当てはめつつも、ミステリー要素を加えることで先読みができそうでできない物語になっている。アクション演出もキレッキレで、続編への期待値も高まった...
クリーチャー・メカ

【良作】キングコング2_38年早すぎた試み(ネタばれあり・感想・解説)

(1986年 アメリカ)実は昏睡状態で生きながらえていたコングを、巨大な人工心臓とレディコングからの輸血で復活させるという力技の続編。アクションコメディ『ビッグ・ヒット』(1998年)でネタにされるなど駄作中の駄作ともいわれる作品だが、そこ...
クリーチャー・メカ

【良作】ゴジラxコング 新たなる帝国_ある意味で究極の怪獣映画(ネタばれあり・感想・解説)

(2024年 アメリカ)人間を完全に脇役に追い込み、怪獣を名実ともに主人公に据えたエポックメイキングな怪獣映画。怪獣映画の行きつく果てを見せてくれる、実はすごい映画だと思う。感想IMAXにて鑑賞。やはり大怪獣映画はなるべく大きなスクリーンで...
SF・ファンタジー

【良作】デューン 砂の惑星 PART2_どうしても世界情勢を重ねて見てしまう(ネタばれあり・感想・解説)

(2024年 アメリカ)映像美は相変わらず素晴らしく高品質な映画であることは間違いない。決して低い評価にはできないけど、娯楽作としての抑揚を頑なに拒否しているかのようなドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のもったいぶった演出は、もっと柔軟にならないもの...
サスペンス・ホラー

【凡作】スポンティニアス・コンバッション_怪奇版トゥルーマン・ショー(ネタバレあり・感想・解説)

(1989年 アメリカ)トビー・フーパー監督が「月刊ムー」感あふれる題材をシリアスかつ複雑に映画化した意欲作だけど、完成した作品はあまりに説明不足で分かりづらいし、分かろうと努力をするほど面白くはないし、結果、パッとしない仕上がりとなってい...
クライムアクション

【凡作】ピンク・キャデラック_大コケアクションコメディ(ネタバレあり・感想・解説)

(1989年 アメリカ)イーストウッドがアクション・コメディから足を洗うきっかけになった大コケ映画。アクションとしてもコメディとしても中途半端で、決して面白い映画ではないが、さくっと見るには程よい温度感なので、特に嫌いになることもなかった。...
SF・ファンタジー

【良作】フィラデルフィア・エクスペリメント2_舞台はナチス領アメリカ(ネタバレあり・感想・解説)

(1993年 アメリカ)ビデオスルーのB級SFだが、かと言って切って捨てられない魅力がある。前作とちゃんとつながった設定、世界規模の背景を持った物語など、よくぞこれだけ大風呂敷広げられたなぁと。低予算なので多くは期待できないが、やれることは...
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