80年代

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クライムアクション

【良作】ナイトホークス_熱血スタローンvs冷血ハウアー(ネタバレあり・感想・解説)

(1981年 アメリカ)マッチョ化する前のスタローンがハードボイルドでかっこいいし、悪役のルトガー・ハウアーの猛禽類のような佇まいも良い。派手さはないが、男の対決映画としてはスッキリまとまった佳作である。 作品解説 い...
クライムアクション

【凡作】ハンター(1980年)_ユルい人情アクション(ネタバレあり・感想・解説)

(1980年 アメリカ)マックイーン主演のハードなクライムアクションかと思いきや、妙に緩んだ空気の人情もので、コメディ成分も多めなので、期待したものとかなり違った。話自体も面白くはなく、駄作と言った方が適切なのだが、終盤の大アクションだけ...
その他

【凡作】ブレックファスト・クラブ_ハッピーエンドで台無し(ネタバレあり・感想・解説)

(1985年 アメリカ)アメリカの青春映画の金字塔的作品なのだが、日本の高校生活とはずいぶんと趣が違うので、日本人には入ってきづらい内容かも。スクールカーストの現実を指摘しながらも、甘すぎるクライマックスのために全体が締まらない印象ともな...
軍隊・エージェント

【凡作】トップガン_もっと話が面白ければ…(ネタバレなし・感想・解説)

(1986年 アメリカ)トニー・スコットのかっこよすぎる映像や、キラッキラのトム様など見所の多い娯楽作なのですが、主人公の成長譚としてはまったく盛り上がりがなく、トップガン(エリート航空戦訓練学校)という舞台にもいろんな疑問が湧いてくるの...
クリーチャー・メカ

【良作】エイリアン・ネイション_元祖『第9地区』(ネタバレあり・感想・解説)

(1988年 アメリカ)宇宙移民と差別主義者のコンビという『第9地区』(2009年)を先取りした物語だが、バディ刑事ものという定番ジャンルを換骨奪胎した本作もかなり面白い。水と油のコンビが次第に本物のバディになっていく様には、定番ながらも...
SF・ファンタジー

【駄作】ゴールデン・チャイルド_短いのにつまらない(ネタバレあり・感想・解説)

(1986年 アメリカ)昔見てつまらなかったのだが、今見てもつまらなかった。ハードな探偵もののあらすじにコメディを付け加えた作風がどっちつかずになっており、スリリングでもなければ笑えもしないという、何とも無残な出来栄えとなっている。 ...
その他

【良作】栄光の彼方に_病んだアメリカの青春(ネタバレあり・感想・解説)

(1983年 アメリカ)若き日のトム・クルーズの主演作だが、本作のトムは本当に綺麗な顔をしている。妙に鬱屈とした映画の内容も80年代の病んだアメリカ(©水野晴朗)らしいし、あの時代の青春映画としてなかなかの仕上がりとなっている、 感...
サスペンス・ホラー

【良作】ヒッチャー_ジョン・ライダーは何者なのか(ネタバレあり・感想・解説)

(1986年 アメリカ)表面上はサイコスリラーで、その筋で見ても十分に怖いのだが、演じるルトガー・ハウアーの怪演もあってジョン・ライダーはサイコキラーを越えた存在となっており、人間ではない何かと見ることもできる。その哲学的な奥行きが本作の...
その他

【良作】ヤングガン_リーダーはアブないやつ(ネタバレあり・感想・解説)

(1988年 アメリカ)男臭い西部にアイドル俳優を大量投下した異色作だが、最後まで安定して面白い。伝統と革新のバランスの取り方が絶妙だったし、リーダーの資質のようなものも描き込まれており、組織論としての切り口も鋭い。ポップに見えて、実はよ...
サスペンス・ホラー

【良作】エンゼル・ハート_ミッキー・ロークがかっこいい(ネタバレあり・感想・解説)

(1987年 アメリカ)40年代ノワール風の作風にオカルトを組み合わせた珍しい作品なのですが、全編がクールなタッチでまとめられており、驚くほどよく出来ています。主演のミッキー・ロークもなかなかハードボイルドで、その良質な雰囲気も見どころと...
SF・ファンタジー

【良作】ゼイリブ_真実を知るのはプロレスより辛い(ネタバレあり・感想・解説)

(1988年 アメリカ)ジョン・カーペンター監督による風刺アクションで、隠された真実に鈍感な大衆という、いつの時代にも当てはまる図式を娯楽に落とし込んだ構成力が光っています。街角プロレスという変な見せ場もありますが、それも含めてカーペンタ...
サスペンス・ホラー

【良作】パラダイム_心に残るドス黒さ(ネタバレなし・感想・解説)

(1987年 アメリカ)意表を突く設定が連続するホラー。カーペンターお得意の黙示録的世界観に、これまたお得意の籠城戦を組み合わせており、斬新な設定とは裏腹に本編は実に安定していて、ずっと怖いです。着想・構成・演出のすべてがうまくいった良作...
その他

【駄作】ベスト・キッド3/最後の挑戦_ダニエルが阿呆すぎて心配(ネタバレあり・感想・解説)

(1989年 アメリカ)今回、ダニエルさんはコブラ会からの復讐を受けるのですが、コブラ会が狡猾かつ強力というよりも、ちんけな罠にまんまと引っ掛かっていくダニエルさんが阿呆すぎるという状況なので、まったくもってハラハラさせられませんでした。...
軍隊・エージェント

【良作】007 消されたライセンス_地獄のような壮絶さ(ネタバレあり・感想・解説)

(1989年 イギリス、アメリカ)早すぎた良作。 剥き出しの暴力、感情的なボンド、有能なボンドガールとクレイグ・ボンドを20年先行する内容で、80年代末にはウケなかったものの、今こそ見るべき作品となっています。加えて他の映画に影響を与えた...
軍隊・エージェント

【凡作】007 リビング・デイライツ_重厚な国際情勢を軽く描く(ネタバレあり・感想・解説)

(1987年 イギリス、アメリカ)ハードでホットなダルトン=ボンドは悪くなかったのですが、脚本があまりに雑で東西冷戦を舞台にしたインテリジェントゲームを台無しにしてしまっており、映画としてはさほど面白くありませんでした。 作...
サスペンス・ホラー

【良作】ミッドナイト・クロス_壮絶な後味の悪さ(ネタバレあり・感想・解説)

(1981年 アメリカ)ギミックとストーリーが見事に融合したデ・パルマの代表作のひとつ。中学時代に日曜洋画劇場で見てその面白さにぶったまげましたが、今見ても面白いです。 作品解説 監督・脚本はブライアン・デ・パルマ ...
クライムアクション

【良作】アクション・ジャクソン/大都会最前線_バカって最高!(ネタバレなし・感想・解説)

(1988年 アメリカ)映画としての完成度は地の底を這うくらいのレベルなのですが、何も考えずにノリと勢いだけで見るべきアクション映画として考えると、顔面力の強い出演者達、景気よくあがる火柱、道理を無視して突っ走る暴力と、楽しくなる要素が実...
クライムアクション

【傑作】イヤー・オブ・ザ・ドラゴン_暴走刑事ものの最高峰(ネタバレあり・感想・解説)

(1985年)初見時から大好きで、好きすぎて見る回数をセーブしているほどの心の映画。世評は振るわないようなのですが、個人的には暴走刑事ものとしては最高の作品だと思っています。 スタッフ・キャスト 製作はディノ・デ・ラウ...
軍隊・エージェント

【凡作】デルタ・フォース_B級街道まっしぐら(ネタバレあり・感想・解説)

(1986年 アメリカ・イスラエル)80年代の能天気なアクション大作。ツッコもうと思えば無限にツッコめるのですが、チャック・ノリスが大暴れする様には道理を超越した楽しさがあって、そういうものだと思って見ればそれなりに満足できます。 ...
クライムアクション

【良作】ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー_しがらみを断ち切る男(ネタバレあり・感想・解説)

(1981年 アメリカ)あらすじ自体はさほど捻りのない仁侠ものなのですが、ディテールにこだわった演出、犯罪者の職人道、犯罪者という立場と私生活の矛盾といった構成要素が高いレベルで描かれており、見ごたえのあるドラマになっています。 ...
SF・ファンタジー

【良作】ハイランダー 悪魔の戦士_見所の多い娯楽作(ネタバレなし・感想・解説)

(1986年 アメリカ)説得力のある脚本、ファンタジーと重厚な史劇の折衷を成し遂げたビジュアル、奇跡的な完成度のクィーンの楽曲と見るべきところの多い娯楽作として仕上がっています。特に『リヴ・フォーエヴァー』が流れるマクラウドと愛妻ヘザーの...
クライムアクション

【傑作】ダイ・ハード_緻密かつ大胆で人間味もあるアクション大作(ネタバレあり・感想・解説)

(1988年 アメリカ)本作以前と以後でアクション映画の有りようが変わったほどの世紀の傑作。見せ場は計ったように盛り上がっていくが、すべてにおいて計算が行き渡っており論理的に破綻していないという、奇跡的な完成度を誇っています。 ...
クライムアクション

【良作】アンタッチャブル_簡潔な語り口と魅力的なキャラクター達(ネタバレあり・感想・解説)

(1987年 アメリカ)2020年10月31日に死去が発表されたショーン・コネリーの代表作。簡潔な語り口と魅力的なキャラクター達が見所であり、実に端正に作り込まれた娯楽作という感想です。 あらすじ 禁酒法時代のシカゴ。...
その他

【凡作】ベスト・キッド(1984年)_悪いのはダニエルさん(ネタバレあり・感想・解せる)

(1984年 アメリカ)後日談『コブラ会』(2018年-)を見るため四半世紀ぶりに鑑賞したのですが、あらためて見ると「あれ?こんな話だったっけ?」という感想を持ちました。ほとんどのトラブルがダニエルさん発で、あらためて見るといじめられっ子...
クライムアクション

【良作】L.A.大捜査線/狼たちの街_狂った刑事ものの大怪作(ネタバレあり・感想・解説)

(1985年 アメリカ)狂った監督ウィリアム・フリードキンが描いた最強に狂った刑事もの。しかも80年代に人気だった音楽グループ ワン・チャンのポップな音楽でこの狂犬刑事ものを彩るというハチャメチャなセンス。この闇鍋加減にフリードキンの才気...
サスペンス・ホラー

【凡作】刑事グラハム/凍りついた欲望_レクター博士は脇役(ネタバレあり・感想・解説)

(1986年 アメリカ)マイケル・マンの丁寧な描写や犯人ダラハイドの人物像など見るべき点は多いのですが、拍子抜けなレクター博士や持続しないサスペンスなど問題点もいろいろあって、全体としてはまぁまぁという印象でした。 あらすじ...
SF・ファンタジー

【駄作】バトルランナー_薄っぺらなメディア批判とヌルいアクション(ネタバレあり・感想・解説)

(1987年 アメリカ)一部に再評価される向きもあるようなのですが、あらめて見てもメディア批判に深みはなく、ありがちな内容だなぁという感じだったし、主人公にも悪役にも魅力がなく、アクションは鈍重で緊張感がありませんでした。 ...
その他

【凡作】ガン・ホー_王道ならではの安定感と物足りなさ(ネタバレあり・感想・解説)

(1986年 アメリカ)中規模予算のドラマを多く撮っていた当時のロン・ハワードの安定的な演出力と、異文化交流ものの基本に忠実な脚本が効いています。ただし、あまりにテンプレ通りなので突出した魅力がないことも事実なのですが。 あ...
軍隊・エージェント

【良作】ランボー3/怒りのアフガン_見ごたえあるアクション大作(ネタバレなし・感想・解説)

(1988年 アメリカ)本作の置かれた政治的微妙さはこの際置いておくとして、アクション映画としては非常に充実した内容となっています。世間的にはシリーズ中もっとも評価の低い作品らしいのですが、十分面白いアクション映画だと思いますよ。 ...
軍隊・エージェント

【駄作】ランボー/怒りの脱出_アクションとテーマが打ち消し合っている(ネタバレあり・感想・解説)

(1985年 アメリカ)天下のキャメロンが脚本に入っているだけあって、味方に裏切られたりヒロインを亡くしたりと結構いろいろある話なんですが、勧善懲悪の単純な構図と単調なアクションがそれらをすべて消し去っています。加えて、テーマがテーマなの...
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