80年代

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クリーチャー・メカ

【良作】ロボコップ(1987年)_問答無用の名作!…と同時にとても変な映画

(1987年 アメリカ)近未来のデトロイト。民営化された警察を経営するオムニ社は、大規模再開発計画を円滑に進めるためにも街の治安回復が重要課題となり、その切り札としてロボコップ計画を立案する。 © Metro-Goldwyn-Mayer S...
クリーチャー・メカ

【良作】エイリアン2_面白い!かっこいい!見せ場の満漢全席(ネタバレあり・感想・解説)

(1986年 アメリカ)男子たちの「こういうのを見たかった!」が詰まった革命的SF大作であり、しかもそれらを大人の鑑賞に足る映画としてちゃんと成立させていることにキャメロンの天才性があります。視覚効果の品質がやや犠牲にされている点は残念でし...
クライムアクション

【駄作】リーサル・ウェポン2/炎の約束_弛みきった続編(ネタバレあり・感想・解説)

(1989年 アメリカ)前作のファンほど、本作の出来に落胆するのではないでしょうか。リッグスの尖った部分が丸くなり、亡くした奥さんに対する思いも薄まってしまったので、前作の良かった部分がごっそりと失われたかのように感じました。前作と切り離し...
クライムアクション

【傑作】リーサル・ウェポン_最高・最良のバディ・アクション(ネタバレあり・感想・解説)

(1987年 アメリカ)オーソドックスなバディ・アクションを核としつつも、荒んだドラマや本物志向のアクションといったディティールが光っており、またクライマックスに向けてきっちりと盛り上がっていくという構成要素の配置もよくできていました。これ...
軍隊・エージェント

【良作】U・ボート(劇場公開版)_驚異的な臨場感(ネタバレあり・感想・解説)

(1981年 西ドイツ)ドラマ性の高さと同時に高い娯楽性も維持された理想的な戦争映画であり、非英語圏の作品としては例外的にアカデミー賞の主要部門にノミネートされたという高評価にも納得がいきました。本作にはいろんなバージョンがあるのですが、コ...
SF・ファンタジー

【凡作】コナン・ザ・グレート_雰囲気は良いが面白くはない(ネタバレあり・感想・解説)

(1982年 アメリカ)雰囲気は素晴らしいし、画面にもインパクトがあり、日曜洋画劇場で放送される度に、なんだかんだ最後まで見せられてしまうようなパワーのある映画でした。これで面白ければなお良かったのですが。セット教により幼少期に両親を殺され...
クリーチャー・メカ

【傑作】ターミネーター_どうしてこんなに面白いのか!(ネタバレあり・感想・解説)

(1984年 アメリカ)ホラーを軸として、SF、アクション、サスペンス、ロマンスと多くの要素が入り混じった作品なのですが、そのすべてを見事に捌ききってみせたキャメロンの天才的なストーリーテラーぶりが光っています。また、無駄のないタイトな上映...
SF・ファンタジー

【良作】デューン/砂の惑星_出来の悪い子ほど可愛い(ネタバレあり・感想・解説)

(1984年 アメリカ)視覚的にはかなり見応えのある映画で、個人的には大好きです。ストーリーテリングに難があるため全面的な支持はできないのですが、出来の悪い子ほどかわいいと言うか、これだけ穴だらけだとブランクを自分の頭で補うことが楽しくなっ...
軍隊・エージェント

【良作】ハートブレイク・リッジ 勝利の戦場_王道パターンが気持ちよく決まっていく(ネタバレなし・感想・解説)

(1986年 アメリカ)アメリカ海兵隊で数々の武勲をあげてきたが、平時においては居場所を失いトラブルメーカーになっていたトム・ハイウェイ一等軍曹に辞令が下され、古巣である第二偵察大隊内の小隊を任されることになった。当該小隊は問題児ばかりの落...
SF・ファンタジー

【駄作】マッドマックス/サンダードーム_シリーズを瀕死に追い込んだ最低作品(ネタバレあり・感想・解説)

(1985年 オーストラリア)ヌルいバイオレンスの数々で、もはやマッドマックスらしさがないどころか、あまりに詰めの甘い設定のためにSFアクションとしても失敗しており、本作後にシリーズが瀕死状態に陥ったことにも納得がいく酷い完成度でした。本作...
SF・ファンタジー

【傑作】マッドマックス2_ポストアポカリプス映画の最高峰(ネタバレあり・感想・解説)

(1981年 オーストラリア)勢いで作られた映画のようで、実はキャラ造形も物語もしっかりと考えられた緻密な作品でした。ポストアポカリプス映画の中でも最高峰に君臨する作品だと言えます。 ©Warner Bros. あらすじ V8インターセプタ...
クリーチャー・メカ

【良作】遊星からの物体X_素晴らしい設定・特殊効果・演出(ネタバレあり・感想・解説)

(1982年 アメリカ)南極大陸のアメリカ観測隊基地に、一匹の犬と、その犬を追いかけるノルウェー観測隊のヘリが現れる。ノルウェー隊員は犬を殺そうとしているが、手違いでヘリを爆破してしまう。それでも諦めずに犬への銃撃を続けるノルウェー隊員を、...
軍隊・エージェント

【傑作】コマンドー_人間の心を持ったパワフルな男(ネタバレあり・感想・解説)

(1985年 アメリカ)本作が出鱈目な映画であることは間違いありません。しかし、シュワルツェネッガーという特異な素材を受け取ったプロデューサーや脚本家達がどうすればこの男を使いこなせるのかと考え抜き、そのベストアンサーを導いたのが本作だった...
クライムアクション

【凡作】コブラ_願わくば話がもっと面白ければ(ネタバレあり・感想・解説)

(1986年 アメリカ) コブラのキャラだけは良かったのですが、彼に見合うだけの敵を作ることも、観客を没入させるだけの物語の構築できておらず、90分に満たないコンパクトな映画でありながら中盤では退屈さすら感じました。 © 1986 - Wa...
クリーチャー・メカ

【良作】第5惑星_社会派SFの佳作(ネタバレあり・感想・解説)

(1985年 アメリカ)21世紀末、外宇宙に進出した地球人は先行者のドラコン星人との戦争状態にあった。そんな中、地球人パイロットのダビッジとドラコン人パイロットのジェリバはドッグファイトの末に辺境の惑星に墜落し、生存のために共同生活を送るこ...
その他

【凡作】大逆転_コメディとは思えない陰鬱さ(ネタバレあり・感想・解説)

(1983年 アメリカ)大富豪のデューク兄弟は、人の成功を決めるのは血筋か環境かという命題について、エリートのウィンソープを転落させ、彼の後釜にホームレスのバレンタインを据えることで、二人がどう変化するのかを観察するという実験を行う。 4点...
クリーチャー・メカ

【良作】トレマーズ_手堅くまとまったモンスター映画(ネタバレなし・感想・解説)

(1990年 アメリカ)モンスター映画ではあるものの陰惨な場面は少なく全体に明るい空気があって、気楽に見られる娯楽作。幅広い層に支持される魅力を持った作品です。 © Universal Pictures - All Rights Reser...
クリーチャー・メカ

【良作】ブロブ/宇宙からの不明物体_面白い怪獣映画(ネタバレあり・感想・解説)

(1988年 アメリカ)後の大脚本家フランク・ダラボンが手掛けたB級モンスター映画なのですが、ラストに向けて測ったように盛り上がっていく展開や、要所要所での小技の利かせ方等、フランク・ダラボンの資質の高さを知ることができる良作です。公開時に...
サスペンス・ホラー

【良作】スペースバンパイア_裸だけじゃない魅力(ネタバレあり・感想・解説)

(1985年 イギリス)女バンパイアのことしか語られない作品なのですが、実はシブいキャストに超絶都市破壊にゾンビもどきと、SFホラーを盛り上げる要素がパンパンに詰まった素晴らしい作品でした。 © 1985 Metro-Goldwyn-May...
クライムアクション

【凡作】デッドフォール_大味でユルいけど楽しい(ネタバレあり・感想・解説)

(1989年 アメリカ)撮影監督が解任されるわ、監督は解任されるわ、後任の監督も解任されるわで現場は尋常じゃなく大変だった作品なのですが、内容は80年代のアクション映画らしいユルさがあって、真面目には見ていられないんだけど、深いことを考えず...
クライムアクション

【凡作】刑事ニコ/法の死角_パワーと頭髪が不足気味(ネタバレなし感想)

(1988年 アメリカ)点と点を線で繋ぎながら巨大な陰謀へと迫っていくサスペンスはそれなりに面白いのですが、それを捜査するセガールが中途半端に強いので少々バランスを壊しています。中途半端な強さが本作の問題で、セガール無双に振り切れているわけ...
その他

【凡作】ロッキー4/炎の友情_良いのはアクションだけ(ネタバレあり感想)

(1985年 アメリカ)ソ連からアマチュアボクシングの世界チャンピオンであるイワン・ドラゴが訪米し、プロボクシングの世界チャンピオンであるロッキーとの対戦を要求する。政治色を帯びた対戦にロッキーは乗り気ではなく、引退していたアポロが代わりに...
その他

【良作】ロッキー3_楽しいバトル路線(ネタバレあり・感想・解説)

(1982年 アメリカ)世界チャンピオンとなったロッキーは10度の防衛に成功し、雑誌やテレビでも頻繁に取り上げられるほどの国民的スターとなっていた。絶頂の中で現役を終えることを望んだロッキーは自身のブロンズ像の除幕式で引退を発表するが、そこ...
クライムアクション

【凡作】スーパー・マグナム_とんでもなく楽しいクソ映画(ネタバレあり感想)

(1985年アメリカ)ダニどもが好き放題暴れる街に出張してきたカージー。なお、本作では犯罪者やごろつきの類を「ダニ」と呼ぶため、私もその呼称に準拠いたしました。 ©Cannon Films 今回のカージーに躊躇なし デス・ウィッシュシリーズ...
SF・ファンタジー

【凡作】レディホーク_鈍重なアクションとダサイ音楽が難(ネタバレあり・感想・解説)

©Twentieth Century Fox 歴史ものとして作られたファンタジー 権力者からの逆恨みにより呪いをかけられて引き裂かれたカップルという伝承や童話でありがちなファンタジー設定をとりながらも、外観上はあくまで歴史ものの体裁を取り続...
クリーチャー・メカ

【凡作】アビス_キャメロンでも失敗作を撮る(ネタバレあり・感想・解説)

(1989年 アメリカ)好感を抱けない登場人物達、目的のよく分からないエイリアン、事態を悪化させるだけの愚かな軍人達と、なかなかにフラストレーションの溜まる作品でした。加えて、深海という代わり映えのしない景色の中で140分という長めの上映時...
クライムアクション

【良作】レッドブル_すべてが過剰で男らしい(ネタバレあり・感想・解説)

(1988年アメリカ)大味な80年代風アクションなのですが、その作風とシュワルツェネッガーの個性が見事にマッチしており、実に楽しく見られる快作となっています。玄田哲章さんと富山敬さんが絶妙な掛け合いを見せる日曜洋画劇場版吹替の出来も素晴らし...
その他

【駄作】オーバー・ザ・トップ_スターの集客力のみが頼みの綱(ネタバレなし感想)

(1987年 アメリカ)トラック運転手のリンカーン・ホークは10年ぶりに再会した息子とNYからLAへの二人旅に出る。アームレスリングの選手でもあるリンカーンは、筋肉を通して息子に男の生きざまを教える。 製作はあのキャノン・フィルムズ 製作は...
クリーチャー・メカ

【良作】プレデター_マンハントものの教科書的作品(ネタバレあり・感想・解説)

(1987年アメリカ)はいみなさん、こんばんは。今日の映画は『プレデター』ですね。プレデター、なんじゃろな。それは何とも言えん、怖い怖い意味を持つ言葉ですね。シュワルツェネッガーがジャングルのゲリラの村に攻め込みますが、キラキラっ、キラキラ...
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