災害・パニック

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【良作】アポロ13_眼鏡やハゲのおっさんが輝いている映画(ネタバレあり・感想・解説)

(1995年 アメリカ)ロン・ハワード監督が得意とする職業映画であり、派手なスペクタクルや宇宙飛行士たちの奮闘以上に、地上で対応策を考える眼鏡や禿げのおっさん達が輝いていました。おっさんというカッコ悪い生き物が輝いている映画はまず間違いなく...
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【良作】パーフェクト・ストーム_男には行かねばならない時がある(ネタバレあり・感想・解説)

(2000年 アメリカ)身もふたもない言い方をすると判断ミスをして嵐に突っ込んでいった漁師の話なのですが、そうまでしてでも金を持って帰んなきゃいけない男たちの物語として見ると、実に熱く切ないものがあります。そこに素晴らしいVFXが被さり、人...
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【良作】ムーンフォール_エメリッヒの最高傑作(ネタバレあり・感想・解説)

(2022年 アメリカ)ありえないほどの危機に対して負け犬が立ち上がるといういつものエメリッヒ作品なのだが、ドラマの作りこみやディザスターの完成度を考えると、本作はエメリッヒの最高傑作ではないかと思う。最後のオチで台無しになるんだが、そうい...
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【良作】カリフォルニア・ダウン_肉体派家族vs震災(ネタバレあり・感想・解説)

(2015年 アメリカ)公務そっちのけで家族の救助に走るレスキュー隊員の活躍が光る珍作だが、ディザスター描写の迫力は驚異のレベルに達している。真面目に見る映画ではないと割り切れば、きっと楽しめるはず。 作品解説 有名脚本家を何人も起用 本作...
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【駄作】沈黙の陰謀_セガールが世界的免疫学者って…(ネタバレあり・感想・解説)

(1998年 アメリカ)今回のセガールは免疫学者なのだが、行動はいつも通りの武道家という理解に苦しむキャラクター像に、ウィルス感染して弱りきったテロ組織が相手というおかしな設定が組み合わされた、90年代セガールの最低作品でした。 作品解説 ...
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【凡作】ノウイング_見せ場少なすぎ(ネタバレあり・感想・解説)

(2009年 アメリカ)郊外の小学校から始まって地球規模の災害に繋がっていくという着想こそよく出来ていたものの、地球滅亡という分かり切った答えに向かってニコラス・ケイジがあーだもないこーでもないと悩み続けるだけのドラマには大して面白みがなく...
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【良作】グリーンランド -地球最後の2日間-_えげつない緊張感(ネタバレなし・感想・解説)

(2020年 アメリカ)世界の破滅を描いたディザスター映画なのですが、派手な破壊よりも人間ドラマを重視し、また市井の人々の視点で描いていることから、従前作品とは一味も二味も違う仕上がりとなっています。主人公に万能性がない分、緊張感があり、最...
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【駄作】乱気流/タービュランス_愚か者しか出てこないパニック映画(ネタバレなし・感想・解説)

(1997年 アメリカ)90年代に流行したサイコスリラーと航空パニックを組み合わせた異色作なのですが、あまりにも無理のある組み合わせだったためか観客を納得させられる流れを生み出せておらず、バカな人がバカなことをしでかしたために状況が悪化して...
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【良作】2012_無慈悲な死の数々に戦慄(ネタバレあり・感想・解説)

(2009年 アメリカ)一般には、破壊王エメリッヒのやりたい放題が頂点に達した大バカ超大作として認識されている本作ですが、実際には自己の生存のみに専念し他人に迷惑をかけてでも生き残ろうとする異様に生命力の強い主人公と、その他大勢の無残な死が...
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【良作】ザ・ワイルド_一流経営者の成功術を学べる映画(ネタバレあり・感想・解説)

(1997年 アメリカ)邦題の通り表面上は大自然でのサバイバル劇を扱った作品なのですが、その実態は困難を乗り切る際にできる人ははどう考え、どう仲間を使いこなすのかという一般的な成功術を取り扱った内容なので、実に興味深く楽しめました。以下、「...
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【凡作】ワイルド・ストーム_90年代アクション映画の落穂ひろい(ネタバレあり・感想・解説)

(2018年 アメリカ)ハリケーンの中での強盗事件という、本当にそれだけの映画。今どき珍しいほどドラマやリアリティへの目配せがなく、ひたすら大味なアクション映画なので、現在の観客の嗜好にはやや合っていないと思います。 あらすじ 財務省が所管...
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【駄作】バックドラフト2_消火活動が描かれないダメ続編(ネタバレあり・感想・解説)

(2019年 アメリカ)このサイトでレビューしてきた作品の中でも最低かもしれないほどの低クォリティ映画であり、本当に見る価値がありません。キャラメルコーンの袋の底に残った豆程度の価値すらありません。もし時間が有り余っていたとしても見ることを...
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【凡作】バックドラフト_サスペンス要素は蛇足だった(ネタバレなし・感想・解説)

(1991年 アメリカ)世評と個人的な感想がどうにも一致しない映画というものがあります。私にとっては本作がそれ。子供の頃から何度も見ており、火災消化場面などに見所は感じているものの、全体としては雑多な構成要素の調和に失敗した冗長な映画という...
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【駄作】ザ・コア_ウソのつき方がヘタすぎ(ネタバレあり・感想・解説)

(2003年 アメリカ)次々に浮かんでくる疑問の数々に、物凄くバカな話を演技派俳優達が真剣に演じているというシュールさ。本作を見ると、バカだなんだと言われているマイケル・ベイやローランド・エメリッヒの映画が、実はよくできているということが分...
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【良作】ポセイドン_前作の欠点を修正した悪くないリメイク(ネタバレあり・感想・解説)

(2006年 アメリカ)豪勢な見せ場の連続でディザスター映画としてはなかなか楽しめる作品。ただしドラマ要素が極限にまで削ぎ落されており、もはや誰が生き残ったのか、誰が死んだのかにすら関心が向かないレベルにまで到達しているので、傑作の類では断...
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【凡作】デイライト_映画史上最も文句の多い生存者(ネタバレあり・感想・解説)

(1996年 アメリカ)トンネル爆破場面は素晴らしい出来なのですが、ワガママばかり言う生存者がうるさくて仕方がなく、生き残って欲しいと思える人物が誰一人いなかったことはしんどかったです。 ©Universal Pictures あらすじ ニ...
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【良作】ツイスター_常軌を逸した見せ場が楽しい(ネタバレあり・感想・解説)

(1996年 アメリカ)見せ場は今見ても大迫力であり、本当にトラクターを落下させて撮影しているライブアクションなんて、むしろ現在の目で見る方が新鮮に映りました。自らの意思で竜巻に突っ込んでいくストームチェイサーが主人公なので緊張感を欠くとい...
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【良作】ボルケーノ_缶コーヒーを差し入れたくなる映画(ネタバレなし・感想・解説)

(1997年 アメリカ)科学考証は無茶苦茶と言われている映画なのですが、災害に対応する公務員達の姿は実に魅力的であり、かつ、対応策は難しすぎずバカっぽくもなく丁度いい塩梅のものであり、危機管理を描いた映画としては非常によく出来ています。同時...
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【凡作】ダンテズ・ピーク_仕事しない町長と溶けないタイヤ(ネタバレあり・感想・解説)

(1997年 アメリカ)見せ場のバリエーションやVFXが素晴らしく、災害場面は実に見応えがあったのですが、ドラマがどうにもめんどくさかった上に、バカがバカなことをしでかした結果、主人公達が危険に巻き込まれるというストレスの溜まる構成となって...
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【良作】アウトブレイク_感染パニックものでは一番の出来(ネタバレあり・感想・解説)

(1995年 アメリカ)パンデミックの恐ろしさがかなりの迫真性で描かれると同時に、こういうものが上陸した時に政府はどう対応するのかというシミュレーション映画としてもよく出来ており、加えて演技の質も高く、かなりの見応えがありました。一般的な娯...
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【良作】ディープ・インパクト_よく考えられたシミュレーション映画(ネタバレなし・感想・解説)

(1998年 アメリカ)リアリティの醸成にこだわった非常に頭の良い映画で、SFパートにはかなりの見応えがありました。ドラマの出来が酷いものの、このジャンルでは比較的短めの上映時間のおかげで致命的な欠点にはなっておらず、トータルで見ると長所が...
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【凡作】アルマゲドン_酷い内容だが力技で何とかなっている(ネタバレなし・感想・解説)

(1998年 アメリカ)終末が迫っているとは思えない登場人物達の呑気さや、取ってつけたような人間ドラマ、肝心の見せ場では人災の連続と、本当に酷い話でした。救いはマイケル・ベイのパワフルな演出で、無理矢理に観客を興奮させます。 ©Touchs...
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【凡作】タワーリング・インフェルノ_アクション演出が悪すぎる(ネタバレなし・感想・解説)

(1974年 アメリカ)パニック映画の代表作ですが、映画の出来はかなり悪いと思います。特にアーウィン・アレンが手掛けたアクションパートの演出がひどく、これだけの金をかけて、よくこんなに面白くない見せ場が撮れたもんだと感心しました。 ©War...
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【駄作】ポセイドン・アドベンチャー2_緊張感ゼロ(ネタバレあり・感想・解説)

(1979年 アメリカ)前作で完全に終わっていたにも関わらず、無理に続けておかしくなった続編。ポセイドン号にプルトニウムが積まれているわ、実は工作員が乗り込んでいたわと話がぶっ飛んでいる上に、見せ場もドラマも前作でやりきったために見所が一切...
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【凡作】ポセイドン・アドベンチャー_作劇に古さを感じる(ネタバレなし・感想・解説)

(1972年 アメリカ)迫力の映像、高い演技力に支えられたドラマと、一度は見る価値のある映画ではあるのですが、スコット牧師の強引さや、主人公は必ず正解を選ぶのだという主人公特権の存在が時代を感じさせました。 今見ると凡作ですね。 ©Twen...
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【凡作】フラッド_設定とキャラに演出が追い付いていない(ネタバレあり感想)

(1998年 アメリカ)浸水した街でのアクションには目新しいものがあったし、無気力な若者が自分の身を守るための戦いの中で逞しくなっていくという物語も、定番ながらよく出来ていました。問題は本作でデビューした監督の演出力が企画意図を実現できてい...
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