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クライムアクション

【良作】ワイルド・スピード5 MEGA MAX_金の亡者と化したドム(ネタバレあり・感想・解説)

(2011年 アメリカ)シリーズの超大作化のきっかけとなった第5弾であり、過去作品の仲間を集合させてファミリー化していくのも本作から。シリーズ中興の祖ともいえる重要作だが、ドムにあまりにも大義がなさすぎることは気になった。ほぼ金目的で動いて...
クライムアクション

【凡作】ワイルド・スピード4 MAX_ドムの学習能力ゼロ(ネタバレあり・感想・解説)

(2009年 アメリカ)右肩下がりだった興行成績を上向かせたシリーズの起爆剤的4作目。カーアクションにはさらに磨きがかかり、シリーズのルックスは本作で完成されたと言えるが、お話の方が…。ドムが狭量すぎて感情移入できなかった。 感想 ソフト化...
クライムアクション

【駄作】ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT_柴田理恵の名演が見せ場(ネタバレあり・感想・解説)

(2006年 アメリカ)シリーズ最低作品。主人公を高校生の年齢にまで引き下げた割に、その成長譚としてまったく機能していないし、しかも主演が老け顔でまったく17歳に見えない。また日本人が重要な役を演じていないので、東京を舞台に移した意義も感じ...
クライムアクション

【凡作】ワイルド・スピードX2_話はマズイがカーアクションはイケる(ネタバレあり・感想・解説)

(2003年 アメリカ)ヴィン・ディーゼル抜きの第二作。前作以上に話は面白くなかったけど、予算倍増でカーアクションの迫力は向上しており、特に大スケールのチェイスが繰り広げられるクライマックスは大いに楽しめた。 感想 第一作に引き続き、ソフト...
クライムアクション

【凡作】ワイルド・スピード(2001年)_当時のドムはトラック強盗(ネタバレあり・感想・解説)

(2001年 アメリカ)アクションフランチャイズの第一作目だが、直近作品とは比較にならないほどこじんまりとしている。主人公ドミニクは魅力的ではあるけれど、この時点での彼の言動にはツッコミどころも多く、また潜入捜査ものらしいスリル感もなく、作...
軍隊・エージェント

【凡作】エクスペンダブルズ4 ニューブラッド_キャスティングが弱い(ネタバレあり・感想・解説)

(2023年 アメリカ)アクション映画界のレジェンドたちが出演しなくなった『エクスペンダブルズ』。ジェイソン・ステイサム一人が走り回っている状態で集団アクションでもなくなっており、もはやシリーズの維持が難しくなっていることがはっきりとわかっ...
SF・ファンタジー

【駄作】クライシス2050_映画の出来がクライシス(ネタバレあり・感想・解説)

(1990年 日本・アメリカ)バブル期の日本が金に糸目をつけずに作ったSF超大作。標準的なハリウッド映画2本分の予算をかけて、よくここまで面白くない映画を作れたもんだと感心するほどの仕上がりで、関係者の誰にもやる気がなく、ただただ金に人が群...
SF・ファンタジー

【駄作】ハイランダー2 甦る戦士_設定ブチ壊し続編(ネタバレあり・感想・解説)

(1991年 アメリカ)カルト的な人気を博した『ハイランダー 悪魔の戦士』(1986年)の続編だけど、急な設定変更により「ハイランダーの悲劇の物語」はぶち壊しだし、チャンバラも随分と雑になった。余計なことしかしていない、これぞダメ続編の見本...
SF・ファンタジー

【良作】インナースペース_ユルくて楽しい80年代い娯楽作(ネタバレあり・感想・解説)

(1987年 アメリカ)いかにも80年代らしい緊張感皆無のSFアクションコメディだけど、クセ強めのキャラクター達による気の抜けたやり取りが楽しい。作品全体の温度感とは裏腹に気合入りまくりのVFXにも一見の価値がある。 作品解説 本作は『グレ...
クリーチャー・メカ

【良作】グレムリン2 新・種・誕・生_ネジの飛びまくったブラックコメディ(ネタバレあり・感想・解説)

(1990年 アメリカ)世間的には不評とされる続編だけど、個人的には大いに楽しめた。ジョー・ダンテの悪ふざけが頂点に達した怪作で、前作をもメタ的に破壊するという高度なジョークが炸裂する。無駄にストップモーションを使った特撮魂にも恐れ入った。...
クリーチャー・メカ

【凡作】グレムリン_ブラックなクリスマス映画(ネタバレあり・感想・解説)

(1984年 アメリカ)クリスマス映画の定番だけど、コメディにしては毒が強すぎるし、ホラーにしては刺激が足りないし、なんだか中途半端な印象。ギズモの奇跡的なデザインに救われているだけで、実はそれほど大衆にフィットする作品でもないような気がす...
軍隊・エージェント

【凡作】コマンドーニンジャ_愛ある素人芸(ネタバレあり・感想・解説)

(2018年 フランス)80年代B級アクションのパロディ映画。「あの頃の映画が大好きなんだろうなぁ」ということは十分に伝わってくる内容だし、元ネタのチョイスも結構ツボで、趣向が近い人は楽しめると思う。ただし内輪のパロディの域は越えていないの...
軍隊・エージェント

【凡作】地獄のヒーロー2_チャック・ノリス捕まる!(ネタバレあり・感想・解説)

(1985年 アメリカ)チャック・ノリス(神)の名物シリーズ第2弾。不埒な捕虜収容所所長相手に神が怒りの鉄槌を下す話かと思いきや、意外とどっこいの勝負をするので痛快さがない。この頃のメナハム・ゴーランは、神の見せ方を心得ていなかったようだ。...
軍隊・エージェント

【凡作】大脱走(1963年)_今観るとしんどい(ネタバレあり・感想・解説)

(1963年 アメリカ)スター勢ぞろいの圧倒的な華、ジョン・スタージェスの骨太演出、有名なテーマ曲と、名作の条件を楽々クリアした古典ではあるけど、今観るとしんどい。脱走プロセスが意外とヌルいし、後半はまぁまぁの鬱展開だ。 感想 昔は地上波放...
軍隊・エージェント

【凡作】ターミナル・ベロシティ_テンポがいいだけの娯楽作(ネタバレなし・感想・解説)

(1994年 アメリカ)チャーリー・シーン主演の娯楽アクション。スカイダイビング場面はなかなかの迫力だし、テンポが良いのでサクサク見られるが、それ以上のものにもなっていない、ごくごく標準的な90年代アクション映画。ナスターシャ・キンスキーは...
クライムアクション

【凡作】F.L.E.D./フレッド_逃亡者×48時間(ネタバレあり・感想・解説)

(1996年 アメリカ)豪華キャスト出演の劇場未公開・未ディスク化作品。そんな見る機会の限られた作品がアマプラに上がっていたので鑑賞してみたけど、90年代アクションとしては類型的すぎる内容に、あまり高くない演出力ゆえに、パッとしない仕上がり...
軍隊・エージェント

【良作】96時間/レクイエム_話はマズイがアクションはイケる(ネタバレなし・感想・解説)

(2014年 フランス・アメリカ)リーアム・ニーソンが家族のために殺戮の花を咲かせる名物シリーズの最終章。本国アメリカが舞台になったためかキル数は減ったが、それを補って余りあるほどスケールが拡大しており、これはこれでイケるアクション映画とな...
軍隊・エージェント

【凡作】96時間/リベンジ_性懲りもなく海外旅行(ネタバレなし・感想・解説)

(2012年 フランス・アメリカ)前作でこらしめたマフィアの家族が復讐にやってくる続編。ただし獲物を追ってこそのブライアンであり、追われる側に回ると魅力半減。 感想 公開前には誰からも期待されていなかったが、ふたを開けると観客からの全面的な...
軍隊・エージェント

【傑作】96時間_娘のためなら誰でも殺す(ネタバレあり・感想・解説)

(2008年 フランス・アメリカ元CIA工作員のパパが、家族のためならいかなる暴力をも厭わないことで人気となったシリーズの第一弾。『コマンドー』(1985年)とほぼ同じ話に、当時は演技派として認識されていたリーアム・ニーソンを起用したプロデ...
クライムアクション

【凡作】48時間PART2_前作の劣化コピー(ネタバレあり・感想・解説)

(1990年 アメリカ)前作で相互理解が進んだはずのバディが、再び仲違いするところから始めるという滅茶苦茶な続編。ドラマは重複しているし、それを補うほどのアクションがあるわけでもないし、前作の劣化コピーという言葉がここまで当てはまる続編も珍...
クライムアクション

【良作】48時間_バディアクションの教科書(ネタバレあり・感想・解説)

(1982年 アメリカ)映画デビュー作から個性全開のエディ・マーフィがとにかく凄い。ストーリー全般は70年代風なのだけど、エディが時代を10年進めている。ポスターではニック・ノルティが前面に出ているけど、これは紛れもなくエディの映画。 作品...
クライムアクション

【凡作】ブルドッグ(2003年)_友人をコキ使いすぎ(ネタバレなし・感想・解説)

(2003年 アメリカ)麻薬組織に奥さんを殺されたヴィン・ディーゼルが、その復讐に立ち上がるというバイオレンスだけど、展開にも見せ場にも尖った部分がなく、復讐劇に必要な熱を帯びていない。チラシに描かれているような大爆発もないし。 感想 本作...
SF・ファンタジー

【良作】スクリーマーズ_見てくれはチープだが話は面白い(ネタバレあり・感想・解説)

(1995年 カナダ)見てくれこそ安っぽいが、キレのあるショック描写や疑心暗鬼のスリラーで引っ張る良作。設定もストーリーも奇抜であり、見る者の裏をかき続ける面白い作品に仕上がっている。 作品解説 フィリップ・K・ディック著『変種第二号』の映...
軍隊・エージェント

【凡作】シューター/女スパイ・標的の罠_ドルと文芸女優の化学反応(ネタバレあり・感想・解説)

(1995年 アメリカ)内容面でもアクション面でも平凡な、ドルらしいと言えばドルらしい作品なのだが、どういうわけだか欧州の文芸女優が相手役なので演技面では充実しており、見て損のない仕上がりにはなっている。 感想 高校時代に地上波深夜枠で見た...
軍隊・エージェント

【凡作】アート・オブ・ウォー_ユルめのサスペンスアクション(ネタバレあり・感想・解説)

(2000年 アメリカ)国連直属の工作チームを主人公にした一風変わったサスペンス・アクションだけど、硬派な政治劇とウェズのやりすぎアクションの喰い合わせが悪く、黒幕の正体もバレバレで、いろいろとうまくいっていない。 感想 Netflix配信...
SF・ファンタジー

【凡作】イグジステンズ_あんかけまみれの銃(ネタバレあり・感想・解説)

(1999年 アメリカ)虚構と現実、無機物と有機物が混濁とした作風は紛れもなくクローネンバーグで、骨から組み立てる銃など印象に残る場面もいくつかあるが、全体としてはまぁまぁ。娯楽作にしては盛り上がりに欠けるし、同じことを何度も繰り返している...
クリーチャー・メカ

【凡作】ザ・デプス_コミュニケーション不足の職場は危ない(ネタバレあり・感想・解説)

(1989年 アメリカ)肝心の深海モンスターのお姿はほとんど拝めず、大半の問題は特定のクルーが引き起こしているという、何とも壮絶なモンスターパニック(実は人災)だった。ただしこの問題児のキャラに妙な味があるので、駄作とは切って捨てられない魅...
クライムアクション

【良作】パニッシャー(1989年)_暴力の連鎖を描いた秀作(ネタバレあり・感想・解説)

(1989年 オーストラリア)一般的には評判の悪いドルフ・ラングレン版パニッシャーだが、終わりなき暴力の連鎖の不毛さを描いた、実は奥深い映画。「みせてやる、オレの必殺猟法。」という勇ましい宣伝コピーから連想される内容ではない点には留意が必要...
クリーチャー・メカ

【良作】シーバース/人喰い生物の島_クローネンバーグ衝撃のデビュー作(ネタバレあり・感想・解説)

(1975年 カナダ)ヒットはしたが、そのエログロな作風に抗議が殺到したデヴィッド・クローネンバーグの商業デビュー作。肉体と精神の変容というテーマや、妙に合理的な背景など、その後のクローネンバーグ作品の構成要素がデビュー作の時点でほぼ網羅さ...
SF・ファンタジー

【凡作】フラッシュ・ゴードン_ミン皇帝はフェアな奴(ネタバレあり・感想・解説)

(1980年 アメリカ)良くも悪くも漫画レベルの映画。お話も見てくれもチープで、大予算をかけてなぜこのようなものを作ろうと思ったのか、ラウレンティスがこの企画のどこに勝機を見出していたのかはサッパリ分からない。あまりにも愚直すぎて唯一無二の...
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