2000年代

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災害・パニック

【良作】ポセイドン_前作の欠点を修正した悪くないリメイク(ネタバレあり・感想・解説)

(2006年 アメリカ)豪勢な見せ場の連続でディザスター映画としてはなかなか楽しめる作品。ただしドラマ要素が極限にまで削ぎ落されており、もはや誰が生き残ったのか、誰が死んだのかにすら関心が向かないレベルにまで到達しているので、傑作の類では断...
クライムアクション

【凡作】60セカンズ_善良な犯罪者の映画に良作なし(ネタバレあり・感想・解説)

(2000年 アメリカ)善良な心をもった犯罪者しか出てこない犯罪映画なので、全体的にパンチに欠ける出来でした。加えて見せ場の数も不足しており、犯罪映画としてもアクション映画としても成功していません。 ©Touchstone Pictures...
軍隊・エージェント

【凡作】ザ・コマンダー_Vシネ相応の面白さはある(ネタバレなし・感想・解説)

(2005年 アメリカ・ルーマニア)特殊部隊のヴァンダム隊長が銃弾の雨を降らせる話かと思いきや、さほど活躍しないのでヴァンダミングアクションとしては不発です。ただし軍事車両や戦闘ヘリはいっぱい出てくるし、コストのかかっていない場面は適当なの...
クライムアクション

【駄作】DENGEKI 電撃_セガールをワイヤーで吊っちゃダメ(ネタバレあり・感想・解説)

(2001年 アメリカ)セガールの良さを完全に殺したダメ映画。雑魚を千切っては投げるセガール無双はないし、セガールをワイヤーで吊って本物志向の彼のアクションを台無しにしているし、危機に陥るはずのないセガールで誰が敵だか分からない本格ミステリ...
軍隊・エージェント

【駄作】コラテラル・ダメージ_社会派と娯楽の隙間に挟まった映画(ネタバレあり・感想・解説)

(2002年 アメリカ)シュワの演技力不足がはっきりと表れた映画でした。悲しみに暮れる消防士には決して見えないし、怒り狂った演技は滑稽に映りました。作品的にも、深遠なテーマを掲げかけはしたが結局下ろしたり、見せ場も盛り上がり切らない中途半端...
SF・ファンタジー

【凡作】アイランド_マイケル・ベイに知的な映画は無理だった(ネタバレなし・感想・解説)

(2005年 アメリカ)マイケル・ベイ印の見せ場は迫力があるし、20歳そこそこのスカーレット・ヨハンソンは魅力的だし、決して見所のない映画ではないのですが、SF映画としてはまるで完成されておらず、「もっと面白くできたはずなのに」と歯痒い思い...
クリーチャー・メカ

【凡作】ターミネーター4_画だけは最高なんだけど…(ネタバレあり・感想・解説)

(2009年 アメリカ)シリーズの落穂ひろい的な作品であり、ファンによる壮大な二次創作物と考えてみると見応えがかなりあって、世間で言われるほど悪い映画ではないと思います。ただし、ドラマパートの出来の悪さ、キャラクター達の魅力の無さは擁護でき...
クリーチャー・メカ

【良作】ターミネーター3_ジョン・コナー外伝としては秀逸(ネタバレあり・感想・解説)

(2003年 アメリカ)T2で締めた話の続きをやり、いったん変わった歴史を元に戻すという困難な企画であることを考えると、完璧ではないが十分な出来だと言えます。話がよく練られており、前2作が見落としていた点を拾い、論理的におかしかった部分の修...
SF・ファンタジー

【駄作】シックス・デイ_予見性はあったが如何せんダサい(ネタバレあり・感想・解説)

(2000年 アメリカ)公開時にも鑑賞したのですが、動員力が急激に落ちていた頃のシュワの華の無さや、SF大作風の宣伝とは裏腹にやけに小さな舞台のドラマだったことから特に印象に残らず、17年以上も忘れ去っていました。再見しても感想は変わらず、...
軍隊・エージェント

【良作】ミッション:インポッシブル3_面白いアクション大作(ネタバレあり・感想・解説)

(2005年 アメリカ)前作・前々作と比較すると格段に面白くなっています。見せ場の連続でストーリーを語り、ギミックは豊富で、肉体だけではなく頭も使い、そしてイーサンはちゃんとチーム戦をやっている。素晴らしいアクション大作だと言えます。 ©P...
軍隊・エージェント

【駄作】ミッション:インポッシブル2_シリーズ随一の駄作(ネタバレあり・感想・解説)

(2000年 アメリカ) 汚い男をかっこよく描くのは天才的なジョン・ウーですが、元からきれいにまとまっている男をかっこよく見せるのは苦手だったようです。本作のトム・クルーズは美しいんだけど、かっこよくはありません。 あらすじ 強力な殺人ウィ...
クライムアクション

【凡作】バッドボーイズ2バッド_無駄と重複だらけ(ネタバレなし・感想・解説)

(2003年 アメリカ)マイケル・ベイがアクションを世界一かっこよく撮る監督であることは明らかで、100分程度の上映時間でアクションのコラージュをすればB級アクション映画史上の傑作になっていたかもしれません。 しかし実体は147分というアク...
クリーチャー・メカ

【良作】ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション_アクション・ドラマともに最高(ネタバレあり・感想・解説)

(2009年 アメリカ)高いドラマ性と壮絶なアクション。題材のバカっぽさ・予算の少なさに言い訳しない、高い志を持って作られた偉大なB級アクションとして仕上がっています。これは必見です。 ©Sony Pictures あらすじ チェチェン過激...
SF・ファンタジー

【駄作】ペイチェック 消された記憶_SFマインドゼロ(ネタバレあり・感想・解説)

(2003年 アメリカ)ジョン・ウーが初の本格SFなのですが、題材を扱い切れなかったのかただ撮ってるだけみたいな状態となっています。SF映画として欠陥どころか、ウーが本来得意としているはずのアクションや男のドラマまでが盛り上がらず、ジャンル...
その他

【良作】ロッキー・ザ・ファイナル_男泣き必至(ネタバレあり・感想・解説)

(2006年 アメリカ)初老のロッキーは小さなレストランを経営し、町の名士として愛されていた。ある時、テレビ番組でロッキーと現役チャンピオン・メイソン・ディクソンをコンピューターのシミュレーションで対決させるという企画が放送され、ロッキーは...
サスペンス・ホラー

【凡作】バイオハザードIII_設定は崩壊寸前(ネタバレあり・感想・解説)

(2007年 アメリカ)ポストアポカリプスものとしての素晴らしいルックスを作り上げており、ラッセル・マルケイ監督の手腕が活きています。ただし良いのは見てくれのみ。そもそも中身の薄いゲーム映画を3作も続けていると設定がもたなくなってきており、...
サスペンス・ホラー

【良作】バイオハザードII アポカリプス_見せ場とヒロインで押し切った快作(ネタバレあり・感想・解説)

(2004年 アメリカ)全編ほぼ見せ場のみ。コンパクトな上映時間を異様な量の見せ場で突っ切った快作であり、シリーズ中もっとも面白い作品だと感じました。あと、ジル・バレンタインの再現度が物凄いことになっています。彼女のファンになってしまいまし...
サスペンス・ホラー

【凡作】バイオハザード_見てくれは良いがスリルはない(ネタバレあり・感想・解説)

(2002年 アメリカ)ゾンビやメカの描写は素晴らしく、見せ場のバリエーションは豊富、話にスケール感もあって各構成要素は素晴らしいのですが、それらの要素の連結に失敗していて大きな流れを生み出せていないのでさほど面白くはありません。 ゲームの...
クリーチャー・メカ

【駄作】AVP2 エイリアンズVS.プレデター_暗い、見辛い、酔う(ネタバレあり感想)

(2007年 アメリカ)モンスター映画好きが作ったんだろうなという気の利いた描写も見受けられるのですが、肝心の演出力が追い付いていなくて企画意図をほぼ形にできていませんでした。あと、不出来を誤魔化すかのような画面の暗さはいい加減にして欲しか...
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