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その他

【凡作】大逆転_コメディとは思えない陰鬱さ(ネタバレあり・感想・解説)

(1983年 アメリカ)大富豪のデューク兄弟は、人の成功を決めるのは血筋か環境かという命題について、エリートのウィンソープを転落させ、彼の後釜にホームレスのバレンタインを据えることで、二人がどう変化するのかを観察するという実験を行う。 4点...
クリーチャー・メカ

【良作】トレマーズ_手堅くまとまったモンスター映画(ネタバレなし・感想・解説)

(1990年 アメリカ)モンスター映画ではあるものの陰惨な場面は少なく全体に明るい空気があって、気楽に見られる娯楽作。幅広い層に支持される魅力を持った作品です。 © Universal Pictures - All Rights Reser...
クリーチャー・メカ

【凡作】アライバル-侵略者-_見て損はないが、見なくても損はない(ネタバレあり・感想・解説)

(1996年 アメリカ)エイリアンへのリーチ方法は実によく考えられており、決してダメな映画ではありません。ただし堅実な分、見世物映画らしいハッタリが効いていないし、演出のもたつきのためにアクションに面白みがなかったりと、無難に小さくまとまっ...
SF・ファンタジー

【凡作】デモリションマン_期待しすぎなければ楽しめる(ネタバレなし・感想・解説)

(1993年 アメリカ)コミカルなSFアクションとしてはまとまりがよく、またウェズリー・スナイプスとサンドラ・ブロックという脇役にも恵まれたこともあって、スタローンが試みてきたコメディへの挑戦作の中ではもっとも成功した作品だと言えます。 そ...
軍隊・エージェント

【凡作】イレイザー_見せ場の連続なのに手に汗握らない(ネタバレあり・感想・解説)

(1996年 アメリカ)多様な見せ場に彩られた豪勢なアクション映画なのですが、シュワルツェネッガーの肉体という肝心な部分が欠けているために、どうにも盛り上がりに欠けます。加えて、バカ映画と開き直っているわけでもないのに間抜けな展開が目立つこ...
軍隊・エージェント

【凡作】エグゼクティブ・デシジョン_もっと面白くなったはず(ネタバレなし・感想・解説)

(1996年 アメリカ)特殊な設定を熟練したテクニックで見せる作品で、見せ場に走ってサスペンスをぶち壊しにすることなく、ステルス戦の楽しみを存分に味わわせてくれます。ただし、判断に悩む司令部やミスを犯した主人公のドラマがほぼスルーなので、も...
クライムアクション

【駄作】リトルトウキョー殺人課_彼女を見捨てて修行するドル(ネタバレあり感想)

(1991年 アメリカ)日本の描写がおかしいことで有名な映画なのですが、日本以外の描写もおかしく、そもそも映画として成立していないように思いました。 ©Warner Bros. あらすじ ロス市警のアジア特捜隊に所属するケナー刑事は、日本産...
クリーチャー・メカ

【良作】ブロブ/宇宙からの不明物体_面白い怪獣映画(ネタバレあり・感想・解説)

(1988年 アメリカ)後の大脚本家フランク・ダラボンが手掛けたB級モンスター映画なのですが、ラストに向けて測ったように盛り上がっていく展開や、要所要所での小技の利かせ方等、フランク・ダラボンの資質の高さを知ることができる良作です。公開時に...
サスペンス・ホラー

【良作】スペースバンパイア_裸だけじゃない魅力(ネタバレあり・感想・解説)

(1985年 イギリス)女バンパイアのことしか語られない作品なのですが、実はシブいキャストに超絶都市破壊にゾンビもどきと、SFホラーを盛り上げる要素がパンパンに詰まった素晴らしい作品でした。 © 1985 Metro-Goldwyn-May...
クライムアクション

【駄作】ハード・トゥ・キル_セガール初期作品で最低の出来(ネタバレなし感想)

(1990年 アメリカ)セガール2作目にして興行的には成功した作品。この時点ではセガール作品のスタイルがまだ確立されておらず、主人公が一旦倒れて復活するという標準的なアクション映画フォーマットが適用されているので、セガールらしさのないつまら...
サスペンス・ホラー

【良作】リベンジ(1990年)_猛烈な愛憎劇とバイオレンス(ネタバレあり・感想)

(1990年 アメリカ)中盤こそ合理的な説明のつかない人物の登場や偶然性に頼った展開で危うくなるのですが、全体的には非常にエモーショナルなバイオレンス映画として仕上がっており、初見時より大好きな作品です。 © 1990 Columbia P...
クライムアクション

【凡作】デッドフォール_大味でユルいけど楽しい(ネタバレあり・感想・解説)

(1989年 アメリカ)撮影監督が解任されるわ、監督は解任されるわ、後任の監督も解任されるわで現場は尋常じゃなく大変だった作品なのですが、内容は80年代のアクション映画らしいユルさがあって、真面目には見ていられないんだけど、深いことを考えず...
クライムアクション

【凡作】刑事ニコ/法の死角_パワーと頭髪が不足気味(ネタバレなし感想)

(1988年 アメリカ)点と点を線で繋ぎながら巨大な陰謀へと迫っていくサスペンスはそれなりに面白いのですが、それを捜査するセガールが中途半端に強いので少々バランスを壊しています。中途半端な強さが本作の問題で、セガール無双に振り切れているわけ...
クライムアクション

【良作】ラスト・ボーイスカウト_尋常ではない荒み方(ネタバレなし・感想・解説)

(1991年 アメリカ)ダークでハードなサスペンスアクションであり、メジャー大作とは思えないほど荒れたキャラ設定には驚きました。そして負け犬達が最後の意地をかけて巨悪に挑むという構図には燃えるものがあったのですが、後半になると突如角が取れて...
SF・ファンタジー

【凡作】ウォーターワールド_見るに値する失敗作(ネタバレなし・感想・解説)

(1995年 アメリカ)底抜け超大作の代名詞とも言える作品なのですが、驚くようなスペクタクルがあって、言われるほど悪い映画ではありません。グダグダなドラマや不安定な世界観には、この際目をつむってあげましょうよ。 ©Universal Pic...
クリーチャー・メカ

【良作】ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション_アクション・ドラマともに最高(ネタバレあり・感想・解説)

(2009年 アメリカ)高いドラマ性と壮絶なアクション。題材のバカっぽさ・予算の少なさに言い訳しない、高い志を持って作られた偉大なB級アクションとして仕上がっています。これは必見です。 ©Sony Pictures あらすじ チェチェン過激...
クライムアクション

【凡作】死の標的_セガールvsブードゥーの異種格闘戦は企画倒れ(ネタバレあり感想)

(1990年 アメリカ)ホラーとアクションの折衷を狙った作風は失敗しており、ブードゥーの魔術を操る強敵という設定はほとんど面白さに貢献していないのですが、セガール自身がベストアクションに選んでいる作品だけあって見せ場の出来は非常に素晴らしく...
軍隊・エージェント

【駄作】スナイパー/狙撃_支離滅裂すぎてつまらない(ネタバレあり感想)

(1996年 イギリス、カナダ)建設中のビルに潜入したスナイパーとスポッターの男女コンビが、レイプ魔に襲われたり愛し合ったりしながら狙撃任務に臨むサスペンス・アクション。 そんなバカな話があるかと思われるかもしれませんが、本当にこういう話で...
クライムアクション

【良作】アウト・フォー・ジャスティス_セガール最高傑作!(ネタバレあり・感想・解説)

(1991年 アメリカ)下町でたった一人の犯罪者を追いかける一晩の物語というセガール史上もっともミニマルな作品なのですが、こうしたミニマルな作品がうまく機能すれば被写体の個性がよく反映されるものであり、本作こそがスティーヴン・セガールという...
クライムアクション

【凡作】チェーン・リアクション_『逃亡者』の出涸らし以下(ネタバレあり感想)

(1996年 アメリカ)画期的な新エネルギーを開発した大学の研究チームが何者かに始末され、生き残った学生が爆破テロと産業スパイの嫌疑をかけられながらも真犯人に近づいていくサスペンス・アクション。 4点/10点満点中 『逃亡者』丸パクリ 売れ...
軍隊・エージェント

【良作】ロング・キス・グッドナイト_アクションとドラマの融合(ネタバレあり感想)

(1996年 アメリカ)本作を日本で配給したギャガの人から聞いた話では、本作の興行的不振によって会社がえらい目に遭い、同時期に買い付けていた『セブン』のおかげで何とか助かったとのことで、ギャガの社内ではロクでもない映画扱いされているようなの...
SF・ファンタジー

【駄作】ペイチェック 消された記憶_SFマインドゼロ(ネタバレあり・感想・解説)

(2003年 アメリカ)ジョン・ウーが初の本格SFなのですが、題材を扱い切れなかったのかただ撮ってるだけみたいな状態となっています。SF映画として欠陥どころか、ウーが本来得意としているはずのアクションや男のドラマまでが盛り上がらず、ジャンル...
サスペンス・ホラー

【駄作】ボディガード_全員のメンタルがおかしい(ネタバレあり感想)

(1992年 アメリカ)中学時代のゴールデン洋画劇場が初見なのですが、その時にはピンときませんでした。世界的な大ヒット作だし、自分の感性が合ってなかったんだろうなぁということでその時は処理したのですが、20年以上経って午後のロードショーで改...
災害・パニック

【凡作】フラッド_設定とキャラに演出が追い付いていない(ネタバレあり感想)

(1998年 アメリカ)浸水した街でのアクションには目新しいものがあったし、無気力な若者が自分の身を守るための戦いの中で逞しくなっていくという物語も、定番ながらよく出来ていました。問題は本作でデビューした監督の演出力が企画意図を実現できてい...
クライムアクション

【凡作】マキシマム・リスク_ヴァンダムらしからぬ真面目映画(ネタバレあり感想)

(1996年 アメリカ)基本的にB級素材ではあるもののドラマパートにやたら作り込まれた部分があって、そこが妙な味になっている映画でした。サスペンスアクションとしては端正にまとめられている一方で、ヴァンダム映画としては爆発力不足な点が残念では...
クライムアクション

【良作】ハード・ターゲット_意外と社会派なテーマ(ネタバレあり・感想・解説)

(1993年 アメリカ)ジョン・ウー×ヴァンダムが実現した唯一の映画なのですが、貧困による孤立という社会派テーマにマンハントものアクションを組み合わせた異色作であり、かつそのブレンドに成功しており、なかなか見ごたえのある作品となっています。...
サスペンス・ホラー

【良作】身代金(1996年)_荒唐無稽さと緻密さの両立(ネタバレあり・感想・解説)

(1996年 アメリカ)息子に身代金をかけられた父親が「絶対に払わん!身代金はお前らの首の懸賞金に替える!」と言って誘拐犯を脅すというかなり荒唐無稽な物語ではあるのですが、ロン・ハワードの地道な演出によって見ている間は違和感を感じませんでし...
その他

【良作】ロッキー・ザ・ファイナル_男泣き必至(ネタバレあり・感想・解説)

(2006年 アメリカ)初老のロッキーは小さなレストランを経営し、町の名士として愛されていた。ある時、テレビ番組でロッキーと現役チャンピオン・メイソン・ディクソンをコンピューターのシミュレーションで対決させるという企画が放送され、ロッキーは...
その他

【凡作】ロッキー5/最後のドラマ_悪くないですよ、本当に(ネタバレあり感想)

(1990年 アメリカ)不完全燃焼のまま引退を余儀なくされたロッキーが新たな生きがいを探すが、見当違いのものを追いかけていたという結構切実なドラマ。世間的には駄作扱いですが、ぶち壊しのラストを除けばそれなりに見れる映画だったと思います。 ©...
その他

【凡作】ロッキー4/炎の友情_良いのはアクションだけ(ネタバレあり感想)

(1985年 アメリカ)ソ連からアマチュアボクシングの世界チャンピオンであるイワン・ドラゴが訪米し、プロボクシングの世界チャンピオンであるロッキーとの対戦を要求する。政治色を帯びた対戦にロッキーは乗り気ではなく、引退していたアポロが代わりに...
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