クリーチャー・メカ

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【良作】ジュラシック・パークⅢ_おっさんの成長譚(ネタバレあり・感想・解説)

(2001年アメリカ)企画が行き詰った結果、しがない中年男たちが凶悪恐竜から逃げ惑うという誰得な内容となったシリーズ第3弾。あまりに大衆受けを放棄した概要ではあるのですが、そういうものだと思って見ればおっさんの成長譚としては実によくまとまっ...
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【凡作】ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク_ほとんど人災(ネタバレあり・感想・解説)

(1997年アメリカ)危機の内容はほとんど人災と言えるほどで、感情移入できるキャラクターが皆無だったので人間側のドラマは見ていてしんどかったのですが、恐竜がいっぱい見られるので飽きることはありません。割り切ってみるべき映画。作品解説小説とは...
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【良作】ジュラシック・パーク_元祖にして決定版(ネタバレあり・感想・解説)

(1993年アメリカ)恐竜による人間狩りという逼迫したシチュエーション、スピルバーグのテンションの高い演出、完成度の高いVFXの相乗効果で一気に見せる娯楽大作。主人公である科学者3人の意見が少々ピント外れなのが玉に瑕ですが、SFアクションと...
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【凡作】ディープ・ブルー(1999年)_面白そうで面白くない(ネタバレあり・感想・解説)

(1999年アメリカ)破壊王レニー・ハーリンによるモンスターパニックであり、遺伝子操作された狂暴サメの脅威と沈みゆく海底ラボからの脱出という素敵な組み合わせの作品ではあるのですが、これがどうにも盛り上がりに欠け、ハラハラもさせられませんでし...
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【凡作】GODZILLA(1998年)_言われるほど悪くはない(ネタバレなし・感想・解説)

(1998年アメリカ)悪名高きエメリッヒ版ゴジラは確かに不出来ではあるのですが、日本のゴジラ映画と比較すると随分マシとも言えるレベルなので、世間で言われるほど悪い映画でもないように思います。「これはこれでいいんじゃないの」というのが私の率直...
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【凡作】ゴジラ キング・オブ・モンスターズ_ラドンがヘタレすぎて酷い(ネタバレあり・感想・解説)

(2019年アメリカ)ドラマパートがあまりに酷いので合格点は出せないのですが、怪獣バトルに見応えがあるので見る価値のある映画だとは思います。©2017WARNERBROS.ENTERTAINMENTINC.,あらすじゴジラとムートーの戦いか...
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【傑作】ゴジラ(2014年)_史上最高の怪獣映画(ネタバレなし・感想・解説)

(2014年アメリカ)期待以上に日本の怪獣映画の特徴が残された作品であり、実はゴジラの設定には大きな改変が加えられているものの、そのスピリットが継承されているため、頭に東宝印が浮かんでくるほどの仕上がりとなっています。ゴジラの映画化企画でこ...
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【凡作】アナコンダ2_薄味で小さくまとまった続編(ネタバレあり・感想・解説)

(2004年アメリカ)前作とはほぼ無関係な第二弾。大作経験の豊富な脚本家が多数参加しているため設定などはよく考えられているのですが、肝心のアナコンダがほとんど出て来なかったり、人間側の動かし方がおかしかったりと、期待に応えるほどの出来でもあ...
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【凡作】アナコンダ_おっさんが大蛇より目立っちゃダメ(ネタバレなし・感想・解説)

(1997年アメリカ)アナコンダよりもジョン・ヴォイトの方がキャラ立ちしているという問題ある構成のモンスター映画でした。またジョン・ヴォイトとジェニファー・ロペスがアホの騙し合いのような低レベルな争いをするので極限状態のサスペンスとしても弱...
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【凡作】ジョーズ’87復讐篇_今度はストーカー映画(ネタバレあり・感想・解説)

(1987年アメリカ)サメがブロディ一家に復讐しに来るという荒唐無稽な話なので真面目に見ると相当しんどいのですが、90分程度のコンパクトな内容である上に、水中撮影は結構よくできていているので、割り切って見れば暇つぶし程度にはなります。世間で...
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【駄作】ジョーズ3_今度は3D映画(ネタバレなし・感想・解説)

(1983年アメリカ)やめときゃいいのにまた作ってしまったシリーズ第3弾。テーマパークが巨大鮫に蹂躙されるという大規模スペクタクルを志向していたものの、演出力や技術力がまったく及ばず、不完全なものを見せられたような気分になります。シリーズで...
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【凡作】ジョーズ2_今度はモンスター映画(ネタバレあり・感想・解説)

(1979年アメリカ)名作の続編の宿命で品質低下は避けられないのですが、言われるほど悪くもなかったという感想です。鮫という脅威に直面した人々を描くパニック映画だった前作に対して、本作は正面切って鮫を描くモンスター映画としてのアプローチとなっ...
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【良作】ジョーズ_グダグダの現場から生まれた名作(ネタバレあり・感想・解説)

(1975年アメリカ)製作の内情を知れば知るほどグダグダの現場だったのですが、あらゆるネガティブな要素をはね返して作品の強みに変えている辺りが、スピルバーグの天才性なのだろうと思います。一つの作品を越え、職業人としてこれくらいになれればいい...
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【良作】ロボコップ(2014年)_大胆にアップデートされた21世紀版ロボコップ

(2014年アメリカ)2028年、オムニ社は主に中東での軍事用ロボット配備で収益を上げていた。次に狙うのはアメリカ国内市場だったが、法律の壁に阻まれて苦戦を強いられていた。そんな中、汚職捜査中に爆弾を仕掛けられて瀕死の重傷を負ったアレックス...
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【凡作】ロボコップ3_オムニ社がうっかり過ぎる(ネタバレあり・感想・解説)

(1993年アメリカ)崩壊寸前の世界観、敵のショボさ加減などいろいろ辛かった第3弾ですが、狂ったように盛り上がるラストバトルがとても楽しく、その一点だけは最高でした。作品解説お蔵入りなどいろいろ辛かった3作目前作『ロボコップ2』(1990年...
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【駄作】ロボコップ2_毒気のサジ加減を間違えている(ネタバレあり・感想・解説)

(1990年アメリカ)バーホーベンの模倣をして失敗した作品であり、残酷描写をやるにも一定の哲学が必要であることがよく分かります。完全武装の殺人マシーンロボコップ2号機絡みの描写だけが救いであり、フィル・ティペットのコマ撮りを楽しむためだけの...
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【良作】ロボコップ(1987年)_問答無用の名作!…と同時にとても変な映画

(1987年アメリカ)近未来のデトロイト。民営化された警察を経営するオムニ社は、大規模再開発計画を円滑に進めるためにも街の治安回復が重要課題となり、その切り札としてロボコップ計画を立案する。©Metro-Goldwyn-MayerStudi...
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【良作】エイリアン4_今度はダークヒーローもの(ネタバレあり・感想・解説)

(1997年アメリカ)世評は良くない作品のようなのですが、アクションとVFX両面で見応えがあり、私は十分に満足できました。ファンサービス的な情報が付加された『完全版』も面白く、こちらも見る価値ありです。©TwentiethCenturyFo...
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【駄作】エイリアン3_絶望的につまらないシリーズ最低作(ネタバレあり・感想・解説)

(1992年アメリカ)再評価する向きも一部であるようなのですが、それは後に巨匠になったデヴィッド・フィンチャー監督作品ということで肯定的な視点が加わっただけで、作品が不出来であることに変わりはありません。人物描写の不備、アクション演出の悪さ...
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【良作】エイリアン2_面白い!かっこいい!見せ場の満漢全席(ネタバレあり・感想・解説)

(1986年アメリカ)男子たちの「こういうのを見たかった!」が詰まった革命的SF大作であり、しかもそれらを大人の鑑賞に足る映画としてちゃんと成立させていることにキャメロンの天才性があります。視覚効果の品質がやや犠牲にされている点は残念でした...
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【全6作】ターミネーターシリーズおさらい【何度目の核戦争よ…】

『ターミネーター』は6作品も製作されているのですが、監督もスタジオもバラバラでちょっとややこしくなっています。しかも『ターミネーター3』以降は毎回のように設定がリセットされており、どれとどれが繋がっているのかよく分かりません。そこでシリーズ...
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【凡作】ターミネーター:ニュー・フェイト_キャメロンがやってもダメだった(ネタバレあり・感想・解説)

(2019年アメリカ)直近三作品と同じく、ターミネーターの二次創作物という域を越えられておらず、キャメロン自身がやってもこの有様では、もう誰がやってもターミネーターシリーズはうまくいかないのでしょう。ただし、老いたT-800が出ている部分の...
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【凡作】ターミネーター:新起動/ジェニシス_アイデアは凄いが演出悪すぎ(ネタバレあり・感想・解説)

(2015年アメリカ)シリーズ史上最高とも言えるアイデアのぶち込まれた魅力的な企画だったのですが、大作映画に馴染まないアラン・テイラー監督の凡庸な演出と、シリーズ化前提だったため本作には直接関わらないが、続編のために必要な要素を描いておく必...
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【凡作】ターミネーター4_画だけは最高なんだけど…(ネタバレあり・感想・解説)

(2009年アメリカ)シリーズの落穂ひろい的な作品であり、ファンによる壮大な二次創作物と考えてみると見応えがかなりあって、世間で言われるほど悪い映画ではないと思います。ただし、ドラマパートの出来の悪さ、キャラクター達の魅力の無さは擁護できな...
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【良作】ターミネーター3_ジョン・コナー外伝としては秀逸(ネタバレあり・感想・解説)

(2003年アメリカ)T2で締めた話の続きをやり、いったん変わった歴史を元に戻すという困難な企画であることを考えると、完璧ではないが十分な出来だと言えます。話がよく練られており、前2作が見落としていた点を拾い、論理的におかしかった部分の修正...
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【良作】ターミネーター2_興奮と感動の嵐!ただしSF映画としては超テキトー(ネタバレあり、感想、解説)

(1991年アメリカ)アクションとドラマが融合した見事な娯楽作であり、何度見ても面白い映画だと言えます。ただし、伏線の回収などの面白さも追及していた第一作と比較するとSF映画としての妙味というものはなくなり、タイムパラドックスの処理も甘く、...
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【傑作】ターミネーター_どうしてこんなに面白いのか!(ネタバレあり・感想・解説)

(1984年アメリカ)ホラーを軸として、SF、アクション、サスペンス、ロマンスと多くの要素が入り混じった作品なのですが、そのすべてを見事に捌ききってみせたキャメロンの天才的なストーリーテラーぶりが光っています。また、無駄のないタイトな上映時...
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【凡作】遊星からの物体X ファーストコンタクト_なぜ犬追い人を主人公にしなかったのか(ネタバレあり・感想・解説)

(2011年アメリカ)1982年版への敬意や愛情は理解できるものの、手間と金のかかった二次創作物の域を脱していませんでした。本作固有の何か強烈な要素があれば良かったのですが。©2011UniversalStudios.ALLRIGHTSRE...
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【良作】遊星からの物体X_素晴らしい設定・特殊効果・演出(ネタバレあり・感想・解説)

(1982年アメリカ)南極大陸のアメリカ観測隊基地に、一匹の犬と、その犬を追いかけるノルウェー観測隊のヘリが現れる。ノルウェー隊員は犬を殺そうとしているが、手違いでヘリを爆破してしまう。それでも諦めずに犬への銃撃を続けるノルウェー隊員を、ア...
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【良作】第5惑星_社会派SFの佳作(ネタバレあり・感想・解説)

(1985年アメリカ)21世紀末、外宇宙に進出した地球人は先行者のドラコン星人との戦争状態にあった。そんな中、地球人パイロットのダビッジとドラコン人パイロットのジェリバはドッグファイトの末に辺境の惑星に墜落し、生存のために共同生活を送ること...
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