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クライムアクション

【凡作】ウォリアーズ_意外とヌルイ逃走劇(ネタバレあり・感想・解説)

(1979年 アメリカ)キャラ立ちしたギャングチームなど見るべき点は多い作品なのですが、肝心の逃走劇が意外とヌルくて、乱闘になればウォリアーズがことごとく勝利し、小休止も入ります。敵に捕まればどえらい目に遭わされるという緊張感をもっと高めて...
クライムアクション

【凡作】60セカンズ_善良な犯罪者の映画に良作なし(ネタバレあり・感想・解説)

(2000年 アメリカ)善良な心をもった犯罪者しか出てこない犯罪映画なので、全体的にパンチに欠ける出来でした。加えて見せ場の数も不足しており、犯罪映画としてもアクション映画としても成功していません。 ©Touchstone Pictures...
軍隊・エージェント

【凡作】ザ・コマンダー_Vシネ相応の面白さはある(ネタバレなし・感想・解説)

(2005年 アメリカ・ルーマニア)特殊部隊のヴァンダム隊長が銃弾の雨を降らせる話かと思いきや、さほど活躍しないのでヴァンダミングアクションとしては不発です。ただし軍事車両や戦闘ヘリはいっぱい出てくるし、コストのかかっていない場面は適当なの...
その他

【凡作】キックボクサー_ヴァンダムが若くて可愛い(ネタバレあり・感想・解説)

(1989年 アメリカ)ヴァンダムの肉体美や技の美しさを堪能するための映画であり、筋書きはヴァンダムを邪魔しないようテンプレート通りに収められています。訓練はかなり見応えがあり、特に蹴りの美しさはアクション映画界随一だと思います。 ただし、...
軍隊・エージェント

【良作】ザ・ロック_マイケル・ベイの最高傑作(ネタバレあり・感想・解説)

(1996年 アメリカ)音楽と映像が混然一体となった見せ場はMTV出身監督ならではの完成度だし、アクションでドラマを語るということもできており、2時間たっぷり楽しませてくれます。見てくれ重視の映画なのでたまにおかしな部分もありますが、つっこ...
クライムアクション

【良作】コン・エアー_突き抜けて偉業の域に達したバカ映画(ネタバレなし・感想・解説)

(1997年 アメリカ)決して真面目に見る映画ではないのですが、作り手側もそれは織り込み済の上で、より派手により面白くを追及して作られた作品なので、頭空っぽにして破壊を楽しむアクション大作としては実によくできています。 © Buena Vi...
クライムアクション

【良作】フェイス/オフ_濃厚コッテリなジョン・ウー総決算(ネタバレあり・感想・解説)

(1997年 アメリカ)ジョン・ウーの過剰な演出とハリウッド資本が見事な連携を見せたアクション大作。見せ場は目を見張るほどド派手なのですが、それらすべてのアクションは登場人物の感情表現として機能しており、かつてないほどエモーショナルなアクシ...
軍隊・エージェント

【駄作】ブロークン・アロー_ジョン・ウーの無駄遣いが目に余る(ネタバレあり・感想・解説)

(1996年 アメリカ)緊張感なくダラダラと続く追いかけっこに終始したジョン・ウー史上最低作品。本作のプロデューサー達はジョン・ウーに銃撃戦をほとんど撮らせないという愚を働き、ヘリコプターだけがやたら景気よく爆発するという、ヤン・デ・ボンや...
クライムアクション

【駄作】DENGEKI 電撃_セガールをワイヤーで吊っちゃダメ(ネタバレあり・感想・解説)

(2001年 アメリカ)セガールの良さを完全に殺したダメ映画。雑魚を千切っては投げるセガール無双はないし、セガールをワイヤーで吊って本物志向の彼のアクションを台無しにしているし、危機に陥るはずのないセガールで誰が敵だか分からない本格ミステリ...
軍隊・エージェント

【全6作】ミッション:インポッシブルシリーズはどれを見るべきか【ぶっちゃけレビュー】

今やアクション映画の老舗フランチャイズの一つとなった感のある『ミッション:インポッシブル』シリーズですが、数が多すぎる上に途中からタイトルのナンバリングもなくなって、新規参入者にとってはどれを見ればいいのかが分かりづらくなっています。 そこ...
その他

【凡作】カットスロート・アイランド_史上最高の爆破だけを堪能する映画(ネタバレあり・感想・解説)

(1995年 アメリカ)整理されていないキャラクター、困れば方向転換を繰り返すストーリーと映画としては面白くないのですが、尋常ではない予算がかかっている映画なので爆破シーンは圧巻であり、アクション映画として見る価値はあります。 あらすじ 女...
雑談

【人物評】ゲイル・アン・ハードは男前な女性プロデューサー

ゲイル・アン・ハードはジェームズ・キャメロンの元奥さんということで映画通にはそれなりに知られた名前ではあるのですが、キャメロン関係以外でもモンスター映画(『トレマーズ』『レリック』『ヴァイラス』)、ディザスター映画(『ダンテズ・ピーク』『ア...
雑談

【地上波】2020年3月の午後ローがわんぱくすぎる!

3月の午後ローがえらいことになっていますぞ 午後のロードショー(略して午後ロー)の来月2020年3月分の放送予定が早くもテレ東HPで公開されていたのですが、そのラインナップが神がかっていてビビりました。 セガール(『沈黙の要塞』『沈黙の聖戦...
軍隊・エージェント

【駄作】コラテラル・ダメージ_社会派と娯楽の隙間に挟まった映画(ネタバレあり・感想・解説)

(2002年 アメリカ)シュワの演技力不足がはっきりと表れた映画でした。悲しみに暮れる消防士には決して見えないし、怒り狂った演技は滑稽に映りました。作品的にも、深遠なテーマを掲げかけはしたが結局下ろしたり、見せ場も盛り上がり切らない中途半端...
クライムアクション

【駄作】スピード2_驚くべき失速ぶり(ネタバレあり・感想・解説)

(1997年 アメリカ)キャラクター、アクション共に後退したガッカリな続編でした。またユーモアとスリルのバランスも崩れており、監督や俳優が笑いを取ろうとする度に観客の舌打ちが聞こえてきそうな内容となっています。クライマックスの豪勢な見せ場こ...
クライムアクション

【良作】スピード_簡潔で面白いアクション映画の理想形(ネタバレなし・感想・解説)

(1994年 アメリカ)密度の濃いアクションと簡潔だが好感の持てるキャラ描写と、アクション映画としての過不足がまるでない理想的な仕上がりとなっています。誰が見ても面白いと思える作品ではないでしょうか。 ©Twentieth Century ...
クライムアクション

【凡作】バッドボーイズ フォー・ライフ_楽しげな雰囲気の割に笑いどころが少ない(ネタバレあり・感想・解説)

(2020年 アメリカ)もともとこのシリーズとの相性は悪かったのですが、世界的に好評な本作もやはりダメでした。明らかに笑わせにきている会話でまったく笑えなかったし、捜査の過程も雑で面白みに欠けました。ビジュアルの面白さだけは維持されているの...
災害・パニック

【良作】アウトブレイク_感染パニックものでは一番の出来(ネタバレあり・感想・解説)

(1995年 アメリカ)パンデミックの恐ろしさがかなりの迫真性で描かれると同時に、こういうものが上陸した時に政府はどう対応するのかというシミュレーション映画としてもよく出来ており、加えて演技の質も高く、かなりの見応えがありました。一般的な娯...
雑談

【人物評】破壊王レニー・ハーリン監督がぶっ壊してきたもの

『ダイ・ハード2』では空港を、『クリフハンガー』では山を、『カットスロート・アイランド』では映画会社を、『ロング・キス・グッドナイト』では自分の家庭をぶっ壊した凄い奴。レニー・ハーリンは80年代後半から90年代前半にかけて物凄い勢いでハリウ...
雑談

【人物評】シェーン・ブラックは世界一高額な脚本を書いていた男

スペック・スクリプトとは企画先行型ではないオリジナル脚本を指します。 ハリウッドが製作する映画がフランチャイズものばかりになった現在からは信じられないことですが、1980年代末から1990年代前半にかけてスペック・スクリプトを巡ってハリウッ...
雑談

【人物評】カロルコとマリオ・カサールの功績を振り返る

現在30代後半以上の方は、このマークを見るとときめくのではないでしょうか。これはカロルコ・ピクチャーズのロゴマークであり、80年代後半から90年代前半にかけての映画界を席捲していました。そして、このカロルコを率いていたのがマリオ・カサールな...
雑談

【まとめ】セガール初期作品の紹介とオススメ

スティーヴン・セガールの映画はお好きですか?私は大好きです。特におすすめはデビューから『沈黙の戦艦』(1992年)登場前までの初期4作品なのですが、この時期のセガール映画は事情が分かってる人じゃないと少々厳しい部分もあります。そこで、初期4...
サスペンス・ホラー

【凡作】エンド・オブ・デイズ_サタンが間抜けすぎる(ネタバレあり・感想・解説)

(1999年 アメリカ)シュワとキリスト教団が死闘を繰り広げる前半部分はなかなか面白く、言われるほど悪い映画でもないのですが、サタンが本格的に動き始めてからはネタ映画になります。 あらすじ 民間警備会社に勤めるジェリコは金融マンの警護を引き...
クライムアクション

【駄作】ゴリラ_爆破はノワールをかき消す(ネタバレあり・感想・解説)

(1986年 アメリカ)それなりにきちんとした犯罪ノワールの脚本を、どうやっても危機には陥らなさそうなシュワが台無しにした映画。加えてアクションのキレもなく、見るべきところのまったくない駄作となっています。 あらすじ 元FBI捜査官で、現在...
軍隊・エージェント

【凡作】トゥルーライズ_作り手が意図したほど楽しくはない(ネタバレあり・感想・解説)

(1994年 アメリカ)スペクタクルの巨匠キャメロンの手腕が爆発したアクションは楽しめるものの、笑えないコメディが足を引っ張っており、作り手が意図したほど楽しい映画にはなっていませんでした。 ©Twentieth Century Fox あ...
クリーチャー・メカ

【良作】ロボコップ(2014年)_大胆にアップデートされた21世紀版ロボコップ

(2014年 アメリカ)2028年、オムニ社は主に中東での軍事用ロボット配備で収益を上げていた。次に狙うのはアメリカ国内市場だったが、法律の壁に阻まれて苦戦を強いられていた。そんな中、汚職捜査中に爆弾を仕掛けられて瀕死の重傷を負ったアレック...
クリーチャー・メカ

【凡作】ロボコップ3_オムニ社がうっかり過ぎる(ネタバレあり・感想・解説)

(1993年 アメリカ)崩壊寸前の世界観、敵のショボさ加減などいろいろ辛かった第3弾ですが、狂ったように盛り上がるラストバトルがとても楽しく、その一点だけは最高でした。 作品解説 お蔵入りなどいろいろ辛かった3作目 前作『ロボコップ2』(1...
クリーチャー・メカ

【駄作】ロボコップ2_毒気のサジ加減を間違えている(ネタバレあり・感想・解説)

(1990年 アメリカ)バーホーベンの模倣をして失敗した作品であり、残酷描写をやるにも一定の哲学が必要であることがよく分かります。完全武装の殺人マシーンロボコップ2号機絡みの描写だけが救いであり、フィル・ティペットのコマ撮りを楽しむためだけ...
クリーチャー・メカ

【良作】ロボコップ(1987年)_問答無用の名作!…と同時にとても変な映画

(1987年 アメリカ)近未来のデトロイト。民営化された警察を経営するオムニ社は、大規模再開発計画を円滑に進めるためにも街の治安回復が重要課題となり、その切り札としてロボコップ計画を立案する。 © Metro-Goldwyn-Mayer S...
SF・ファンタジー

【良作】ジャッジ・ドレッド(2012年)_硬派なデカレンジャー(ネタバレなし・感想・解説)

(2012年 イギリス・南ア・アメリカ・インド)スタ版から製作規模は大きく縮小したものの、英国らしいどんよりとした空気やドレッドのダークヒーローぶりが光る好編に仕上がっていました。圧倒的劣勢なのに1ミリ秒たりとも動じない堂々たる態度に、悪党...
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