クライムアクション

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【良作】コップランド_事なかれ主義のスタローン(ネタバレあり・感想・解説)

(1996年 アメリカ)スタローンが周囲から舐められまくりの冴えない保安官役で新境地を切り開いた作品であり、演技派達からいたぶられた末に正義の鉄槌を下すという、なかなか熱い映画でした。ディスクを買うほどではないが、午後ローでやっていると「見...
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【凡作】沈黙の聖戦_娘のピンチに女を作るセガール(ネタバレあり・感想・解説)

(2003年 アメリカ)今回のセガールは誘拐された娘の救出のため単身タイに乗り込むのですが、娘の救出とは無縁のトラブルが多すぎて緊張感など皆無だし、ボディダブルを隠す気もないアクションが斬新過ぎたりと、Vシネ相応の仕上がりでした。 感想 セ...
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【良作】ラストマン・スタンディング_ブルースのユンファ化(ネタバレあり・感想・解説)

(1996年 アメリカ)世界的不人気作のようですが、私は好きなんですよね。40年代フィルムノワールをカラッとした砂漠で蘇らせた新しさや、ハードボイルドなブルース・ウィリス、そして二丁拳銃のガンファイトと、見所の多い作品となっています。 作品...
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【駄作】ファイナル・プラン_リーアム兄さんもお年ですな(ネタバレなし・感想・解説)

(2020年 アメリカ)正義の心を持つ犯罪者と、犯罪者の金をくすねようとするFBI捜査官の泥試合。犯罪者側の動機も、FBI側の隠ぺい工作も筋が通っておらず、アクションの質も高いものではなく、総じて見どころに欠ける作品でした。 感想 主人公の...
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【良作】野獣教師_必修科目はベトナム戦争(ネタバレあり・感想・解説)

(1996年 アメリカ)『プラトーン』のトム・ベレンジャーが圧倒的戦闘スキルを持つフロリダの坂本金八に扮する闇鍋アクション。舞台となる学校の常軌を逸した荒れ具合や、それに対抗する野獣教師の躊躇のない暴力、そして学校を舞台にしたドンパチなど、...
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【凡作】スペシャリスト_爆破と裸は映画の華(ネタバレなし・感想・解説)

(1994年 アメリカ)美女の魅力に負けて危険に手を出してしまうスペシャリスト。この筋書きを見る限りはノワールでありファムファタールものなのですが、演技力や演出力がその内容に追いついていませんでした。とはいえ爆破と裸さえあれば2時間弱は持ち...
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【凡作】リコシェ/炎の銃弾_デンゼルのアイドル映画(ネタバレあり・感想・解説)

(1991年 アメリカ)かなり雑な話でリアリティどころではなく、サスペンスアクションに必要な張り詰めた空気など微塵もありませんでした。目立ったアクションもなくいろいろしんどかったのですが、若い頃のデンゼルがとにかくかっこいいので、主演俳優の...
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【良作】トレーニング デイ_激やば!デンゼル先輩(ネタバレあり・感想・解説)

(2001年 アメリカ)デンゼルのいや~な先輩ノリと、それに対して「やめてくださいよ~」というイーサン・ホークの後輩ノリが見事に噛み合った良作。ヤバイ先輩に絡まれた感じは凄くリアルで、どの国にもこういう面倒くさい先輩後輩関係ってあるんだなぁ...
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【凡作】Mr.&Mrs. スミス_雑魚をちぎっては投げるだけ(ネタバレあり・感想・解説)

(2005年 アメリカ)大スター共演のゴージャスな雰囲気こそ楽しいものの、腕利きの殺し屋なのに配偶者の素性に気付かないとか、襲ってくるのが雑魚ばかりでラスボス不在とか、いろいろと難のある作品でした。 作品解説 ブラピ&アンジーの馴れ初め映画...
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【凡作】サブウェイ123 激突_アクション映画としての山場がない(ネタバレあり・感想・解説)

(2009年 アメリカ)トラボルタvsデンゼルの熱いやり取りには見ごたえがあったのですが、クライムアクションとしての山場がなく、完全犯罪を達成する気のない犯罪者と、犯罪者の言いなりになるだけの地下鉄職員という、盛り上がりに欠ける構図に終始し...
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【凡作】ハード・ボイルド 新・男たちの挽歌_話が記憶に残らない(ネタバレあり・感想・解説)

(1992年 香港)ジョン・ウーらしい抒情性がなく、チョウ・ユンファが行く先々でドンパチしているだけの映画なので面白いとは思えませんでした。味のある悪役達のおかげで何とかなってはいるものの、アクション映画としてはイマイチではないでしょうか。...
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【凡作】ハーレーダビッドソン&マルボロマン_時代遅れのおっさんvs若いの(ネタバレあり・感想・解説)

(1991年 アメリカ)むか~しに日曜洋画劇場で観て「そこそこですな」と思った映画で、改めてDVDで見てもそこそこでした。吹替の出来が良かったような気がするのですが、ソフトは字幕オンリーだったのが残念。そのソフトも廃盤状態で値上がりしており...
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【良作】ボディ・ターゲット_抒情性あるアクション(ネタバレあり・感想・解説)

(1993年 アメリカ)ヴァンダムが主演したためか見落とされがちな作品なのですが、人間ドラマがしっかりと構築されている上に、アクションとの連携もうまくいっており、かなり面白い映画となっています。 作品解説 僕らのヴァンダムが主演 主演は開脚...
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【凡作】パッセンジャー57_強いうえにモテモテのウェズ(ネタバレなし・感想・解説)

(1992年 アメリカ)僕らのウェズがハイジャック犯を倒すという、本当にそれだけの内容の映画。主人公の設定にはやたらいろんな要素がくっつけられているのですが、それらがほとんど機能しておらず、潔いまでのB級アクションとなっています。 作品解説...
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【良作】アクション・ジャクソン/大都会最前線_バカって最高!(ネタバレなし・感想・解説)

(1988年 アメリカ)映画としての完成度は地の底を這うくらいのレベルなのですが、何も考えずにノリと勢いだけで見るべきアクション映画として考えると、顔面力の強い出演者達、景気よくあがる火柱、道理を無視して突っ走る暴力と、楽しくなる要素が実に...
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【良作】ダーティハリー_素晴らしきアンチヒーロー(ネタバレあり・感想・解説)

(1971年 アメリカ)刑事アクションの金字塔。その名声にふさわしいほどのキャラ立ちした主人公と、むかつく悪役。展開はシンプルなのですが、法の正義とは何ぞやという社会派的な問いかけも含まれており、実に充実した娯楽作として仕上がっています。 ...
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【傑作】イヤー・オブ・ザ・ドラゴン_暴走刑事ものの最高峰(ネタバレあり・感想・解説)

(1985年)初見時から大好きで、好きすぎて見る回数をセーブしているほどの心の映画。世評は振るわないようなのですが、個人的には暴走刑事ものとしては最高の作品だと思っています。 スタッフ・キャスト 製作はディノ・デ・ラウレンティス 1919年...
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【良作】ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー_しがらみを断ち切る男(ネタバレあり・感想・解説)

(1981年 アメリカ)あらすじ自体はさほど捻りのない仁侠ものなのですが、ディテールにこだわった演出、犯罪者の職人道、犯罪者という立場と私生活の矛盾といった構成要素が高いレベルで描かれており、見ごたえのあるドラマになっています。 あらすじ ...
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【駄作】サドン・デス(1995年)_ヴァンダム版ダイ・ハード(ネタバレなし・感想・解説)

(1995年 アメリカ)ヴァンダム版『ダイ・ハード』なのですが本家ほどの緻密さがなく、見ている間には疑問点が多数わいてきました。主人公がやることは何でもうまくいき、あまり強くない敵を大した苦労なく倒すという内容も面白みを欠いており、90年代...
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【駄作】ダイ・ハード4.0_マクレーンが不死身すぎて面白くない(ネタバレあり・感想・解説)

(2007年 アメリカ)見せ場はド派手になっているのですが、そこに生身の人間が戦っているという感覚は残っておらず、ダイ・ハードらしさは失われていました。マクレーンの戦力描写も敵の設定も杜撰なもので、表面的なド派手さとは裏腹に恐ろしく盛り上が...
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【良作】ダイ・ハード3_作風が変わっても面白い(ネタバレあり・感想・解説)

(1995年 アメリカ)前作までの孤立無援のアクションから一転してバディものとなり、舞台も大幅に拡大した第3弾。本作までは毎回作風を変えながらもダイ・ハードらしさは維持しており、それでいてどれもちゃんと面白いという奇跡的なクォリティを維持し...
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【良作】ダイ・ハード2_シリーズ中もっともハイテンション(ネタバレなし・感想・解説)

(1990年 アメリカ)前作にあったドラマ性も緻密さも放棄し、アクションに全振りした第2弾。映画としての妙味はなくなりましたが、パンパンに詰め込まれた見せ場とレニー・ハーリンのハイテンション演出によって、最初から最後まで楽しめる一大エンタメ...
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【傑作】ダイ・ハード_緻密かつ大胆で人間味もあるアクション大作(ネタバレあり・感想・解説)

(1988年 アメリカ)本作以前と以後でアクション映画の有りようが変わったほどの世紀の傑作。見せ場は計ったように盛り上がっていくが、すべてにおいて計算が行き渡っており論理的に破綻していないという、奇跡的な完成度を誇っています。 あらすじ N...
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【良作】アンタッチャブル_簡潔な語り口と魅力的なキャラクター達(ネタバレあり・感想・解説)

(1987年 アメリカ)2020年10月31日に死去が発表されたショーン・コネリーの代表作。簡潔な語り口と魅力的なキャラクター達が見所であり、実に端正に作り込まれた娯楽作という感想です。 あらすじ 禁酒法時代のシカゴ。アル・カポネ(ロバート...
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【良作】L.A.大捜査線/狼たちの街_狂った刑事ものの大怪作(ネタバレあり・感想・解説)

(1985年 アメリカ)狂った監督ウィリアム・フリードキンが描いた最強に狂った刑事もの。しかも80年代に人気だった音楽グループ ワン・チャンのポップな音楽でこの狂犬刑事ものを彩るというハチャメチャなセンス。この闇鍋加減にフリードキンの才気を...
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【傑作】ヒート_刑事ものにして仁侠もの(ネタバレあり・感想・解説)

(1995年 アメリカ)犯罪者を追い込む刑事ものであり、男の生き様や滅びの美学が描かれた仁侠ものでもあるという一粒で何度も美味しいクライムドラマの傑作。ディテールでキャラクターを語るマイケル・マンの真骨頂でもあり、説得力ある描写の積み重ねに...
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【凡作】マイアミ・バイス(2006年)_物語が迷走気味(ネタバレあり・感想・解説)

(2006年 アメリカ)ルックスにかけてはほとんど完璧と言える映画なのですが、方向転換を繰り返す物語が面白みに欠けており、トータルでは不満点の多い作品でした。 あらすじ 潜入捜査中のFBI捜査官が白人至上主義組織に殺害された。FBI捜査官フ...
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【良作】コラテラル_死闘!社畜vs個人事業主(ネタバレあり・感想・解説)

(2004年 アメリカ)スリラーとしてはあまりに設定がユルユルな一方、お仕事論としては非常に充実しており、「明日からしっかり仕事しよう!」と思わせられるような普遍性もあって、自分に気合を入れたい時に見たくなる映画です。 あらすじ ある夜、タ...
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【良作】バード・オン・ワイヤー_ユルいがきっちり面白い(ネタバレあり・感想・解説)

(1990年 アメリカ)見たことが何の足しにもならないが、見ている間はきっちりと楽しめるという、ある意味でザ・ハリウッドな映画。こういう映画があってもいいじゃないですか。 あらすじ かつて麻薬密輸事件の重要証人としてDEA捜査官の汚職を証言...
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【駄作】マーキュリー・ライジング_登場人物が全員愚か(ネタバレあり・感想・解説)

(1998年 アメリカ)まったく緊張感のないサスペンスアクション。その原因は追う側も追われる側も合理的な判断を下していないことであり、双方が行き当たりばったりの行動をしているうちに、より多くのボロを出した方が負けるという程度の低い追っかけっ...
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